200701 特急ふじかわで山梨・昇仙峡へ
静岡での野暮用(仕事絡み)ついでに特急ふじかわで山梨側へ渡って、昇仙峡へ行ってきた。メインは完全に観光ですけどね。
梅雨まっただ中の季節だが、今日はいつもに増して雨脚が強く、浜松に入った頃から土砂降りになってきた。
JR東海373系電車。インアームテーブルとえんじ色の配色が古っぽい。
特急ふじかわの乗車率はガラガラ。指定席の1号車は終着まで通しても私含め3人しか居ませんでした。自由席でも余裕で窓側に座れたはず。
荒天で茶色く濁った富士川を併走中。
山梨側に入ると雨は止んできた。長野でよく見るような、田畑と山に囲まれた風景が広がる。
甲府駅から山梨交通のグリーンライン昇仙峡滝上線バスに乗り換え。地元の方が数人乗っていましたが、川沿いを上がっていくところで既に私一人に。乗り合いバスでこういう経験は何度かあるものの、私一人のためにバスが動いていることに優越感を感じつつも寂しく思う。
昇仙峡は観光協会が紹介しているモデルコースで言う「Bコース:ウォーキングコース」を下から攻めることにした。所要時間40分とあるけど、景色を見ながらゆっくりめに歩いたら1時間くらい。
早々に気になったのだが、観光協会のサイトや配布される地図に比べて現地のサインの設置箇所が少なく、正規の歩行ルートが判別しづらい。この辺りはまだ車道でもあるとはいえ、もっと順路が分かるようにして欲しい。
県営グリーンライン駐車場と結ぶ近道だが、整備状態がかなり悪い。
草木の葉っぱや倒れかけの木が道を塞いでいて、階段は腐葉土が積もり、道としてちゃんと整備しているのか疑問がある。観光客が少ないという情勢から、しばらく手入れされていないのだろうか。長袖の服を着ていたが、こういう用途で役に立つとは思わなかった。
渓流のピンクノイズと鳥の声を聞きながら歩いて行くと、せり出した崖が見えてくる。覚園峰と言われているんだとか。
しばらく進むと車は通行止めとなり、ここからは歩道が一本道。迷うことはまずない。
落石注意の脅し看板を横目に進んでいくと、岩がせり出した下をくぐり抜けるところが2箇所。
メインスポットの仙娥滝。雨上がりということもあって流量多い?
正直言って、このような天気で渓流を歩いて沢登りをするなんて死と隣り合わせに歩くようなものだが、ここまで無事に来られたことにホッとする。
滝の横にはこのような階段があって、登りきると静観橋前の駐車場はすぐそこ。
JR中央線(211系長野色)に乗って岡谷へ移動。