200722 山形から秋田へ [JR陸羽西線]
初日は山形新幹線経由で新庄駅から陸羽西線に乗り、酒田から特急いなほで秋田へ。今日のメインはJR陸羽西線の最上川川下りと、特急いなほで見る田園風景。まあでも、本命は次の日に秋田から乗る『リゾートしらかみ』なんだけど。
旅行は自粛か決行か
連休は新型コロナウイルス第2波の兆候が見える前から、九州か東北へ行こうと決めていたが、具体的な行き先はギリギリまで決まらなかった。前提として、関東や近畿の都市圏など人が集まりそうな所は避けようと考えていた。五能線のリゾートしらかみに乗ろうと思い立ったのが先週のこと。ホテルを予約して切符で指定席券を含む長距離切符を買った翌日くらいに、東京で感染者数が急速に伸び始めているとの報道があった。その日に予定していた飲み会はキャンセルになり、周りの人が様々な理由から旅行をジャンセルする中、私は当日まで悩んで、しかし、旅行を決行することにした。連休初日のテレビのインタビューでTDLに来ていた人が「楽しもうと思ってもどこか楽しみきれないのはありますね。」と語っているのを見て、その程度の感覚なんだなと思った(テレビで言い表せない思いもあったかもしれないが。)
私は、人と隣接するときや車内ではマスクを極力するのはもちろんとして、それでも新幹線やホテルの出入りで移るかもという恐怖感は常々持っていた。この次の旅行はその時の情勢を見極めたいが、来週に有休まで取って組んでいた3連休は、天気にも恵まれそうにないので、自宅で過ごそうかと思う。
7⁄22 陸羽西線経由秋田行き
ルートは東京、山形、新庄、酒田を経由して秋田へ。陸羽東線も乗ってみたいと一瞬思ったけど、行程が多分キツいのでまた今度。
山形新幹線(E3系電車)は福島から制限速度130kmの特急列車のような運転になり、山を越えると盆地特有の風景が広がっていたのは覚えているが、途中うつらうつらしていてあまり記憶にない。山形線は冬にも乗ったけど、夏場はやはり水田の緑が映えますね。ただ、梅雨が明けるにはまだ時期が早く、今日も総じて天気は曇り。
新庄駅で陸羽西線に乗り換え。平日の昼間ということもあってか、乗り込んだ地元の人はそこそこいるが、通過目当てで乗った人は少ない。
キハ110系気動車(キハ111-217)。2+1列のセミクロスシート。ワンマンカーといいながら、この日は運転手+3人の鉄道マン(?)が乗っていた。
余目(あまるめ)駅にて。車両は外装が陸羽東・西線の特別仕様になっていて、側面には「奥の細道」のロゴマークがある。
気動車特有のエンジン音と田舎路線おなじみのガタンゴトンの音を聴きながら、最上川と田園風景を眺める。今まで何本か乗ってきた非電化路線の中でもガタンゴトンの音が一際大きくて、スピード感がある。
最上川は茶色く濁って増水しているようだったけど、道中で川下りの船が2・3隻見えた。
陸羽西線は米坂線のショートバージョンですね。切り立った崖がない渓流沿いを進んでいき、1時間しないうちに終点の余目駅に到着。
余目から特急いなほに乗車して秋田へ。E653系電車(モハE652-1007)。年初に乗車した特急しらゆきと内装は一緒。車内チャイムも同じ。それにしても、日本海側の特急は乗車率がヤバいことになってるな。通勤ラッシュや土日の繁忙期が分からないので一概に言えないが、このままだと廃止されそう。
2日目