200723 十二湖・千畳敷へ [快速リゾートしらかみ]
この3日間のメインイベント、リゾートしらかみに乗車。トップ写真は午前8時前の秋田駅にて、リゾートしらかみ1号「橅(ぶな)」編成。車両はHB-E300系ハイブリッド気動車。クロスシートの座席はデザイン性あっておしゃれな感じ。座席の床が通路から高上げしてあるので、窓の位置は相対的に低くて大きい。
リゾートしらかみは1997年に営業を開始した観光列車。列車によっては津軽三味線の演奏や語りなどが上演されて、それでいて特急ではなく快速の全車指定席という扱いなので、追加料金は530円とお得。ただ、今日は残念ながら新型コロナウイルスの影響を見て各種車内イベントと車内販売は中止(8月以降再開予定)。車掌による沿線紹介や駅での発車見送りは行われた。
7⁄23 快速リゾートしらかみ
トップ写真は午前8時前の秋田駅にて、リゾートしらかみ1号「橅(ぶな)」編成。車両はHB-E300系ハイブリッド気動車。
クロスシートの座席はデザイン性あっておしゃれな感じ。座席の床が通路から高上げしてあるので、窓の位置は相対的に低くて大きい。もちろん、段差のないバリアフリー対応スペースもちゃんとある。特急しなのも元々こんなだったが、最近はバリアフリー重視で全席の高床を取っ払ってしまったので、あまり見なくなった。
3日前に予約したとき、海側の窓席(A席)はほぼ満員で、1箇所だけB席に人はいるが(B・C・D席で予約した3名様と予想)A席を取れるところがあるとのことだったので、そこにした。結果的には気兼ねなく過ごせました。隣とは殆ど会話しなかったものの、マナーの良い方で良かった。
出発してしばらくは延々と広がる田園風景。
各駅で数分の停車時間を使って、皆さん駅名標を撮ったり案内看板を撮ったりしていた。
東八森駅を過ぎた辺りから、日本海とゴツゴツした岩場や漁師町の風景が見える。秋田県から青森県に入った辺りで、車窓から岩場風景を撮影できるよう列車が速度を落として運転する。
まあ、和歌山のJR紀勢線でも新宮市あたりで同じような光景を見られるんだけど、あちらは大阪からも名古屋からも特急列車を乗り継いで4時間以上掛かるので、手軽に行ける場所ではない。
十二湖駅で途中下車し、弘南バスで奥十二湖バス停へ。
リゾートしらかみ3号に乗るには自由時間は1時間半しかないので、目的地は絞ります。
まずは青池。
天気が曇りだったため、実際は写真以上に薄暗く、残念ながら観光ガイドのような綺麗な青色は見ることができなかった。
そのまま階段を上がってずっと進んでいき、沸壺の池へ。階段があり草木も取り払われているので、長袖長ズボンでなくても進めるが、そこそこ(20分ほど)歩くのと、地面が腐葉土でぬかるんでいるところもあるので、運動靴は用意したい。
こちらは青池ほどの深い青色ではないものの、池の大きさはより大きく広がっている。広すぎず狭すぎずの、まさに森の中にあるお池のイメージにぴったり来る。
辺り一面が緑色のブナ林。草の背が高くないので、藪の中をどこまでも進もうと思えば進めそうではある(熊やダニが潜んでいる可能性あるので嫌だけど)。
時間的に余裕があったので、青池で空が晴れるまで少し待ってみたが、晴れる様子はなく断念。リゾートしらかみ3号に乗車するために乗合バスで移動。乗合バスは2時間に1本しかないが、乗車した人は私含めて2人だけだった。
リゾートしらかみ3号「海里」編成。1号車A席を取ったけども、こちらは前後列に人がいないくらいには空いてました。
昼食は秋田駅で買った駅弁、秋田比内地鶏こだわり鶏めし(関根屋)。食べ過ぎると眠くなってしまうので、昼は小食です。
千畳敷駅では15分間停車するので、その間に外へ出て千畳敷を軽く散策。午前中は晴れる様子がなかったが、この頃から晴れ間が見えてきた。
マイカーで訪れている人はそこそこいたけども、このまばらな空きようが日本海のビーチならではという感じがする。
千畳敷駅を少し過ぎた、千畳敷天然海水プールの方にもマイカーで来たとみられる人がいました。弘前からでも車で1時間は掛かる場所によく来るもんだと思いますが、まあドライブがてらでしょうね。
しらかみ3号は弘前が終点なので、その前の川辺で下車して奥羽本線に乗り換えて青森駅方面へ。
この次の日にどこを観光するのかというのが難題で、JRバスで三内丸山遺跡へ行くとか、十和田湖へ行くとか、秋田宿泊中に色々考えてみたんだけど、残り1日の行程で名古屋に戻ることも考えるとそれはキツいことが判明。当初より片道切符の範囲に入れていた仙台まで行くことにした。
念には念をで指定席を確保したけど、新青森駅から乗る人は少なく、ガラガラだった。
3日目は軽く仙台を観光。