Image: 200814 ハンディライトが勝手に点いたり消えたり → 作りが粗悪

法人向けに工具などを多種多量販売している某E社からマグネットでぶら下げられるタイプのLED作業照明(E社ブランド製品)を買ったのだが、少し動かしたり振ったりすると、ボタンを押していないのに勝手に輝度が変わったり消灯したりという不具合が起きていた。水場で使用していたが、製品自体は防水性がないものだった。中に水が入って誤作動を引き起こしているなら、保証対象外の使い方をしているし仕方ないかと思ったが、それから1年経って何となく気が向いて分解してみると、まあ何と、作りが酷い。

持ち手の部分にバッテリーと制御基板が入っているのだが、バッテリーと基板の間には隔壁がなく、バッテリーは緩衝材で隙間を埋めているだけで固定されていない。この構造でライトを振っていたら(振っていなくても持ち歩くだけで)、ぶらんぶらん状態のバッテリーが基板のコネクターに何度も当たり、コネクターが押されて接触不良になるということは容易に想像できる。水が入る入らない以前の問題だ、

基板を外してじっくり見てみると、案の定、コネクターが基板から少し浮いている状態だった。パターンは浮いていないようだったので、ハンダゴテを当ててコネクターが基板に密着するように固定。また、バッテリーはケース内で動かないように接着。これで不具合は解消した。

E社ブランドの工具(特に電動工具)は買わないようにしよう…


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