210514 今さら文字コードの種類を覚える必要性
今週に入って急に暑くなってきた。私はネクタイを付けること自体は苦にならないが、さすがに今週は暑くてずっとクールビズで出勤している。先週の通勤ラッシュ時はコロナ前くらいの混雑度だったが、今週に入って人が減ってきただろうか。うちは常駐することに意義がある業務なのでリモートワークは難しいが、サテライト出勤の話が出ていて、シフトを考える身としてはただ面倒な仕事が増えてうんざりだ。
エネ管の参考書を読んでいて、情報処理の分野に文字コードの種類について書いてあった。JIS、シフトJIS、Extended Unix Code、Unicode、EBCDICまでもが挙がっている。2008年初版の本にケチ付けるのは野暮かもしれないが、今さら文字コードの種類を覚えることに意味はあるのか。
最近のUnixやLinuxの世界には詳しくないが、Windowsに限って言えば、アプリケーション開発はVisual C++ 2005からUnicodeがデフォルトになり、Windowsを”代表する”テキストエディターである「メモ帳」も今はUTF-8をデフォルトの文字コードで保存するようになっている。ネットの世界、TwitterやYoutubeなどで当たり前に絵文字が使われるようになった。Unicodeの存在は絵文字の世界的普及には欠かすことができない😤
ネットの世界ではUnicode以外は消滅しただろうか。そうでもない。価格.comなど成り立ちの古いサイトを中心に旧来の文字コードを使っているサイトは残っている。私たちの社内メールではほとんどUnicodeでやり取りされているが、社外からはISO-2022-JP、いわゆるJISコードで送られてくることが今でもよくある。ビジネスメールに絵文字を使うことはないが、記号や半角片仮名の使用には注意を払う必要がある。
Unicode以外の文字コードはもはや慣習で残っているに過ぎないが、サポートが削除されるなどの強硬手段が執られない限り、使われ続けるだろう。今後新たに使われることはないかもしれないが、そういったものが残っている限り、文字コードの概要や種類の名前くらいは知っておいた方が良いのかもしれない。