211225 PS/55エミュ製作 [13]16色グラフィックモード半実装
16色カラーグラフィックモードを実装。EGAグラフィックモードの応用なので仕組み自体は応用して比較的ラクに作れたのですが、微妙に仕様が違う所でどこをすりあわせる必要があるのか調べるのにかなり苦労しました。256色モードは単純に4プレーンを8プレーンに増やしただけかと思いきや、新たなI/Oポート 3EEhなど(これも技術解説書に出ていない)を使っていて、これ以上調べるのは本当にしんどい。
Windows 3.1の16色高解像度グラフィックドライバーは正常に動作しませんでした。何かが足りず認識していないっぽい。
DOS K3.3とDOS J4.0で半角フォントの読み込みが違っていたが、画面モードの切り替え方も少し異なり、単色グラフィックとカラーグラフィックをDOSBox的にどこで判別したら良いか分からなかった。
テキストモードのエミュレーションは十分できているのか、DOS K3.3付属のBASICで動く「マルチステーション5550 サンプル・プログラム」も正常に動作します。
グラフや図形などのメニューもありますが、これを実行しようとするとPS/55のDOSアプリケーションでは使われないI/Oポート 3E3 Index 20h以上にアクセスしまくる。また新たなレジスタが登場。描画処理を任せているようですが、どういう用途なのか全く分からない。
音楽演奏では幾つかの楽曲がビープ音で演奏されます。
これで一区切りですかね。
DOSVAX 変更点 (4467PS01→ 4467PS02)
- PS/55単色グラフィック及び16色グラフィックモードに部分的対応 (5550相当のエミュレーションとBIOSは未実装)
- PS/55画面モード判別ファンクションの改良 (DOS K3.3での画面モード判別は未完成)
- PS/55キーバインド (Ctrl + F1) を実装
ダウンロード
- radioc.dat内Filesを参照
- https://radioc.web.fc2.com