211231 PS/55エミュ製作 [15]XMAEM.SYSに対応
どうしても直しておきたかった部分があって、予定より遅れてしまったけども年内に間に合って良かった。これで清算して新年を気持ちよく迎えられそうです。
要点はDOS J4.0のXMAEM.SYSに対応したこと。DOS J4.0で使われているメモリマネージャーはXMA2EMS.SYSというデバイスドライバーなのだが、これはIBMのXMAアダプターという拡張カード専用のものになっている。その拡張カードをソフトウェアでエミュレーションするのがXMAEM.SYSだが、BIOS ROMのFFFF0h付近にあるモデルナンバーで機種チェックしているのと、C0000hからDFFFFhの空きメモリ探索に00hでなくFFh埋めを確認しているので、これに対応する必要があった。
この修正でDOS J4.0でEMSメモリーが使えるようになったため、連文節変換プログラムも使用可能になりました。
ただ、既定ではバンク・メモリー ($BANK386.SYS) を使用するようになっているため、連文節変換プログラムの導入ディスケットからセットアップを起動して、オプション設定からEMSを使用するように設定を変更して下さい。
DOSVAX 変更点 (4467PS03→ 4467PS04)
- DOS J4.0のXMAEM.SYS (80386 XMA Emulator) に対応($BANK386.SYSは暴走するため使用しないで下さい。)
- キーバインドの設定を変更(mapper.txtの仕様が変わっているため、新ファイルを上書きしてから再設定して下さい)
- 5576-001型キーボードエミュレーション起動キーを左シフト+左Ctrl+右Alt(前面)キーに修正
ダウンロード
- radioc.dat内Filesを参照
- https://radioc.web.fc2.com
※ファイルのリンクが変わっていたことに気付かず、12月27日から1月1日までダウンロードできない状態でした。すみません😣