2022年度から電気主任技術者試験のうち第3種は年2回受験できることになった。同僚で3回受験してもまだ受かっていない人がいるので、これを機にモチベーションが上がればと思っている。やはり、年1回だと「まだあと半年残っているから大丈夫」と考えがちでどうしてもモチベーションが続かない。期限を定めて細かくスケジュールを立てれば良いのだが、まあ怠けるのが人間だからね。

ここ数年、資格試験の受験勉強や講習のサイトが増えてきている印象がある。一方で人材不足は改善しているかというと、これはうーんという感じ。

試験実施状況の推移(第三種電気主任技術者試験) | ECEE 一般財団法人電気技術者試験センター

試験実施状況を見てみると、受験者数は1997年に1度目のピークで7万人、2013年に2度目のピークで6万9千人となっているが、それ以降は年々減少している。合格者数は年によって揺らぎはあるが、4000人を割る年が増えてきている。このように試験状況すら、既に先細りの傾向が見えている。

業界的には人材不足の状況は続いている。資格対策のサイトにあまりリンクを貼りたくないが、あるサイトでこんな話が上がっている。

2022年度から電験三種の試験が年2回に!変更点と合格する方法を解説

試験制度が変更された理由には、電気保安人材の不足が挙げられます。特に電験三種の合格者のうち、外部委託業界に入職した方は2%。ビル管理や電気など関連業界に就職した方も3割にとどまります。

理由は、資格の難易度や責任の重大さに対して、給料的に割に合わないというのが大きいだろう。

電験三種の年収や手当の平均は?仕事の流れや年収アップのコツも徹底リサーチ!

商業施設・ビル・工場などの専任の主任技術者はそんな感じだろうか。ただ、「まともに仕事ができる」電気主任技術者資格所持者はなかなかいないので重宝される傾向にあり、給料は人並みだけど残業は強要されないという面は強いと思う。

ここでいう「まとも」というのは業務経験の話ではなく、社会人としてあるべき最低限の行動規範が備わっているかどうかのことね。私も自分を見本と言える口ではないけども、私の職場に入ってきた資格所持者は揃いに揃ってコミュニケーションが壊滅的だったり仕事の手を抜いたりするから…息抜き程度は許すが、そういうのは一人前になってから見えない所でやれ。そして自分の行動に責任を持てよと。そんな状況なので、入ってきても定着しない。

逆に給料を増やしたい人は、残業は増えるけども電気保安法人の点検業務を取って、ある程度経験を積んだら独立して保安業務を受けて「責任」を背負っていく路線がある。物件の件数や規模次第では年収800万以上いける。最近独立する人が増えているのは、給料は良いけど残業や体力的にキツいという話をよく聞く。

主任技術者が不足している中では、60代70代のOBを選任して何とか持っている所もある。電気に限らず業界全体が人手不足だ。先行きは不安しかない。


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