Image: キーキャップとスイッチを交換 [Epomaker GK96S / Green OEM caps]

テンキーは付いていて欲しいけどフルサイズよりはコンパクトなキーボードということで、96%キーボードの一つであるEpomaker GK96Sを選んだ。キーキャップは同じEpomakerのMarrs Green-OEM(134 keys)。デザイン重視で選んだので、メーカーが同じなのは偶然だった。緑と黄色ってなんかヨーロッパ感があって好き。

Amazon.co.jpのマーケットプレイスで販売されているが、現状は日本に在庫がなく、メーカーがある深圳からの発送(実質的に個人輸入)となっている。配送の到着予定が3週間以上となっていて、そんなに時間を待たなきゃいけないのかと思ったが、実際は注文から12日で空輸を経由して佐川急便で届いた。しかし、元箱をプチプチと紙封筒で包んで伝票を貼って送られてきたことには少し驚いた。そのおかげか、キーボードの外箱は折り目が付いたり少しベコベコになったりしている。受け取ったら捨てるだけの箱だが、気にする人はこれだけでクレーム付けるからな。

Image: Epomaker GK96S

まあ、バッチ輸送じゃないのにこのようなものが送料込みで手頃な値段で日本語のサイトで買えるだけ、良い時代になったとは思う。付属のマニュアルは英語と中国語のみ。日本に在庫を置くようになったら、この辺は改善されるかもしれない。

Image: Epomaker GK96S

GK96SのキーキャップはXDAプロファイルという表面積が広いタイプが使われているが、私が欲しかったデザインの交換用キーキャップはOEMプロファイルしかなかった。これまで使ってきたキーボードや同時に使う別のキーボードもOEMプロファイルなので、結果的には揃えておいて正解だったと思う。この形に慣れすぎて、今さらXDAに切り替えるのは戸惑いがある。

キーキャップは2色成型。これで中国発送送料込み5000円で買えるのだから、本当に良い時代になった。

Image: Epomaker GK96S

ただ一つ困ったことに、GK96SではWindowsレイアウトだとFnキーの右隣にコンテキストメニューキーがマップされているのだが、新しいキーキャップセットには幅広のものしかなく、やむを得ずCtrlのキャップを付けている。まだソフトは使っていないが、付属の説明書によれば、ソフトでキーマップをキーボードに記憶させればドライバー不要でその設定のまま使えるようだ。ただ、右Ctrlはあまり使う機会がない気がする。

ついでにキースイッチも入れ替える。標準で付いているものはGateron 青軸で、正直これも良いと思ってしまったのだが、文字入力に使うにはカチャカチャ音が騒がしい気がして、アルファベットと数字、スペースキーは別のスイッチに入れ替えることにした。

買ってきたスイッチはTecsee Jadeite。アクチュエーション55gと聞くと標準的なリニアースイッチだが、ハウジング上部とステムにUHMWPEと言う自己潤滑性を持つ素材を用いているのと、バネの作りが若干変態的。連続で高速プレスした時のバネの振動を抑えるとか。手に入れた個体はファクトリールブされていないもので、滑らかさは若干個体差がある。まあ、それを見越して1~2割多めに買ってあるので、気になったら予備と変えればいいや。

Image: Epomaker GK96S

キーボードのベースがXDAプロファイルのキーキャップ用に作られているため、OEMプロファイルのキーキャップを付けると隙間が若干気になる。LEDが付いてしまえばこういうデザインかと納得できるが、真上からのぞき込むと手前側にLEDがないため白い部分が目立ち、不格好かもしれない。

Image: Epomaker GK96S


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