1930年に竣工し、同年から1960年まで日米間の太平洋横断などに使われた客船です。昔の客船の内装と設備に興味があって、訪れたいと思っていました。
船内とは思えない高級感ある内装。
いかにも上流階級の方が使っていたであろう客間です。ステンドグラスがきれいでした。
我々のような平民はこちらで寝泊まりします。まあ、意外と悪くない?
ナビゲーションルームの内部。
古めかしいレーダー。電通大の常設展示にこんな機械があった気がします。実際にどんな風に動くか気になります。
AからZまでを視覚で伝える国際信号旗。現在でも大型船には備え付けられているようです。
ロータリースイッチが並ぶ。
Ein (On), Aus (Off) と、ドイツ語表記ですか。
マシンルームへ。中は3階建て以上の高さがあります。
古めかしいキュービクル。ブレーカーは栓型ヒューズとレバースイッチで構成されているようです。
中間階。
下階にあるエンジンテレグラフ。
ナビゲーションルームに同じものがあり、そこでハンドルを動かして指令を出すと、こちらの真ん中の針が連動します。マシンルームの機関士はその指針と同じ位置にレバーを動かすことで復唱の合図になります。映画タイタニックでそんなシーンがあったかも。全速後退!って。
こちらはFRESH WATER PUMP, SANITARY PUMPとあるので、飲用水のポンプでしょうか。
大型船の裏側を生で見たことがなかったので、この見学は良い経験になりました。