中之島美術館の『ルイ・ヴィトン ビジョナリー・ジャーニー展』展示を見てきた。この美術館を訪れるのは3月の吉川静子とヨゼフ・ミューラー展に続いて2回目です。30分間隔のチケット予約制にもかかわらず、入場のエスカレーター前には列ができていました。
ヴィトンは大阪万博のフランス館の出展に全面協力していますが、それに見劣りしない、というかむしろ、こっちの完成度がすごすぎる。展示物そのものよりもステージやセットアップに見入っていました。
トップ写真はヴィトン邸をイメージしたオブジェ。下は創業からの歴史を展示したコーナー。
上流階級向けの旅行かばんを作っていた時代から、現代的なハンドバッグまでの製品が並ぶ。日本では1969年に輸入総代理店が登場し、1970年代後半から海外ブランド志向のOLの間で人気を博すようになった。1978年に日本支社、1981年に日本法人を設立し、直営店を開設。
展示物のステージが全て天井からワイヤーで吊り下げられ、微妙にゆらゆら揺れている。
不規則なサイズのガラスショーケースが並ぶ。人がいなかったらCGと見間違うね。
銅でできたでっかいボックス。
かばんの製作工場が再現されている。
耐久テストの実演。実際にロボットが動いている。
ここが美術館の展示室である事を忘れるような空間の連続で、すごい。すごすぎてお腹いっぱいです。