230220 VN『ぶらばん!』(2006年) 感想
ビジュアルノベル『ぶらばん!~The bonds of melody~』(ゆずソフト / 2006年)の感想。18歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい。
2021年に発売された「ゆずソフトペンタBOX」初期5作品セットの1作目。2006年に発売されたゆずソフトの第1作目です。といっても、私はこの5作品が出ていた当時のゆずソフトを知りません。15年前って何がはやってたんだろう。昔のこと過ぎて思い出せない。
げっちゅ屋2006年のランキングを見ると、あ~なるほど思い出したって感じ。この中のブランドはどれもまだ活動していますね。いや、minoriは…
パッケージ
5本セットということで薄型のDVDトールケースが5本入ったボックスをイメージしていたんだけど、薄さは想像通りのまま、B5サイズくらいのマニュアルが入るような大きさでビックリ。入っているのはマニュアルというより、当時の作品紹介とかキャラ紹介を再構成した軽いビジュアルブックですね。大判でイラストをまじまじ見られるので助かります。ただ、これが入っているビニル製ポケットの貼り合わせがイマイチで剥がれやすいので、扱いに気をつけないといけません。
シナリオ
オカルト要素とかはなく、真っ当な青春もの。すごくトラディッショナルなギャルゲーです。キミキスとかああいうのが出ていた頃のような。そういう雰囲気のゲームは今でもあるけども、ヒロインが従順幼馴染みとかメガネの委員長とか、その辺りで時代を感じますね。
ストーリーはブラスバンド部のコンテストでライバル校に勝つのが最終目標なんだけど、人生・友情ドラマがメインという感じで、あまりデートらしいデートをするシーンがない部分で物足りない感じがします。逆にデートばっかりだったら、それはそれで遊び呆けている印象になっちゃうのかしら。
グラフィック
画面解像度は800×600。クオリティは、まあ正直に言って、及第点だけどそれなり。これと同じ年に出たefはやっぱりすごかったんだな。
ブラスバンドの校内コンテストがクライマックスになるのと、それまでの練習期間が足りないということで休みも部活動に参加するので、シーンがほとんど学校生活しかない。なのでヒロインも服のバリエーションはあまりなくて、制服か体操服といったところ。由貴がエンディングで私服、委員長が××になるくらいです。
キャラクターデザインは全体的に古さを感じるけども、みなせ(後輩の元気っ子)はゆずソフトっぽさを感じるヒロインですね。
由貴が反則的にかわいい。ツンデレはマジで良い!
システム
システムはクイックセーブ1個、セーブスロット10個×9ページ。セーブ移動・削除操作、選択肢スキップ、バックログジャンプはありません。(2023/02/20完了、No.101)