Image: 191218 VN『同じクラスのアイドルさん。』(2019年)感想

ビジュアルノベル『同じクラスのアイドルさん。』(Sonora / 2019年9月)の感想。18歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい。

既にアンケートキャンペーンも終わって今さらだけども、その間、何をしていたんだろう。思い返してみれば、9月末はビル管試験と仕事と「恋借り」を進めるのに忙しかったのか。もっと時間は作れたはずだけどなぁ。

感想

パッケージ

トップ画像はいつも裏表紙を入れるのだけど、今回見るべきは裏より表。ギャルゲーの表紙カバーはヒロインを並べるのが定番だが、本作はヒロインを並べたと言うより、仲良しのワンシーンを描いたものになっている。こういうシーンはアニメのポスターにはありがちだが、ゲームではあまり見ない。カバーからエロゲーとは想像しにくいし、他のソフトと並べてみたら目を引くんじゃないだろうか。

パッケージはCDケース2枚を型紙にはめ込んでそれを上下から取り出せる箱に詰めた、一般的な形式のもの。ゲームDVDとサントラCD、シリアルコード入のインストールマニュアルがペラ1枚にアンケートハガキ。こういうゲームに付いてくるアンケートハガキって、私の記憶に有る限り1・2回しか送ったことがない。感想は書きたいことがあればこういうブログで書くから、ハガキに改めて書こうと思わないというのが大きな理由かな。

認証はHulotteなど同メーカー他ブランドと同じくDMM Game Player。過去のゲーム記事でも前回の記事でも書いたとおり、DMM Game Playerはあまり歓迎しない。詳細はそこで述べているとおりなので省略。

シナリオ

蓋を開けてみれば、特に尖ったところのないオーソドックスなストーリー。起承転結、ストーリーをしっかり構成していて、特にダメ出しする要素はない。まあ強いて言えば、どのルートも2人きりの甘々なデートシーンが物足りなく感じた。要するにいちゃラブがまだ足りない。後は、何かしら特徴を出していかないと淘汰されていく時代なので、ここ1番という強みを見せないと、「数ある作品の一つ」に埋もれてしまうと感じた。

グラフィック

画面解像度はHD (1280x720)。CG枚数は86枚(うちSDが5枚)。

キャラデザは実在人物をアニメ化したような、リアル寄りながら美少女ゲーから逸脱していないデザイン。まあ題材が『身近なアイドル』というのもあるだろう。

背景は物の描き込みを抑えて省力化しようという狙いがあるのか、シンプルさが目立つ。塗りの質感は悪くないので、品質が落ちているというわけではない。光の差し込み演出をかなり積極的に使っている印象がある。肌色の肌が赤みがかっている。これは血色があって良い。あとは、むっちり感と張り、艶を感じられて、もともとリアルっぽいキャラクターをより生々しくしている。

Hシーンは和心のCGがまあまあ良かったけど、それ以外はあんまり。総じて和心のCGは見る度々に見入るところがあり、良かったんだと思う。単に自分がむっちり好きという可能性もあるが。

システム

システムはクイックセーブ9個、セーブスロット9個×10ページ×10サブページ、セーブ移動・コピー・削除操作、バックログジャンプ(ロード・スキップした箇所も使用可)。CUFFSやHulotteと共通のシステムを使っていて、比較的多機能の部類に入る。セーブスロットは大量にあるものの、よほど特殊な使い方でもしていなければそんなに埋まることはないと思う。(2019/12/18完了、No.66)


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