200225 CPU-Z Vintage Editionを動かしてみる
昨年、CPU-Zリリース20周年を記念して、Windows 95でも動作するCPU-Z Vintage Editionというのがリリースされた。最近までWindows 98で動作するバージョンは公開されていたので、そんな新鮮味はない。
ちなみに、現在最新のCPU-Z 1.92をWindows 98で実行しようとすると、「ファイルには新しいバージョンのWindowsが必要です。Windowsをアップグレードしてください。」というエラーが出て終了する。Windowsが実行ファイルのOptional Headerを見て、未対応バージョンと判断しているのだと思う。
VOGONSにはCx486SLCとか80386でWindowsを動かしている猛者がいますが、残念ながら私が今使っているWin98機は比較的新しいPentium III(河童)なんです。比較にもならん。
上がVintage Edition 1.01、下が1.57 Win98版。表示に大きな違いは無い。
マザボの情報もちゃんと出ますね。
メモリのSPD情報では、Vintage Editionでは電圧が表示できるようになっています。Yearが15とあるが、さすがにPC133 SDRAMで2015年製はないと思う。Weekと入れ違いか、あるいは和暦表記で平成15年(2003年)のことか。
グラボはMatrox G400ですが、名前とリビジョンのみの表示で、有用な情報は出ません。
こう言っちゃなんだけど、自分でパーツを組んでいるので、分かりきった情報ばかりであまり参考にならない。何かしらの事情で中身を調べられない時は重宝するか?あとは、クロック周波数を調べる時くらいか。
日本人にはこっちの画面の方が馴染みがあるかも。
馴染みない?まあ、使われなくなって久しいからなぁ。私も10年以上存在をすっかり忘れていたくらいだし。