Image: 230614 VN『ジュエリー・ハーツ・アカデミア』(2022年) 感想

ビジュアルノベル『ジュエリー・ハーツ・アカデミア』(きゃべつそふと / 2022年7月)の感想。18歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい。

このソフト、もっと前に発売された気がするんだけど、意外にまだそんなに経っていないのか。ルート分岐は基本無しの一本道ストーリーで、長いものだから最後まで読むモチベーションが続くかどうか心配だった。今のところ新規に買う予定はほとんどないから、これが片付いたから、今年中に積みゲーは解消できそうな気がしてきた(気がしただけで終わりそう)。

パッケージ

箱は片かぶせの紙箱。内容物はゲームDVD、ペラ1枚のマニュアルと、比較的シンプル。

シナリオ

人間と獣人という、見た目もパワーバランスも異なる種族が共生を目指していく話。過去作のあまショコもそういう話が少し関わっていたけど、今作はそれが話の核になっている。

予想できない展開続きで、特に世界観の根底を覆されたときは衝撃を受けたとともに感心してた。あと、絵柄に似合わず容赦ない内容というか、何ならネタバレを恐れずに言えば、表紙にいるキャラクターの誰かはメインストーリーの途中で亡くなっていますからね。声も立ち絵も付いているキャラが死んで物語の場から退くって、そこも衝撃的だった。登場人物が壮絶な過去を持っている、もしくはこれから経験する話が重ね重ね続くので、躁鬱展開の連続に耐性がないと読んでいられない。

話の展開は面白かったと思うけど、やっぱり長いのは苦手。

グラフィック

クオリティは上々。産業が未発達の中世ヨーロッパな世界観でファンタジーの王道を行っている。有事なのに制服着て学校行っているのは実際どうなんだって感じだけど、かわいいからまあ良いか。光と影の使い方が場面の印象づけに効果を上げていると感じた。

システム

システムはクイックセーブ、セーブスロット8個×10ページ、セーブ移動・削除操作、文章スキップ、バックログジャンプ(2023/06/13完了、No.106)


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