200216 SLG キミキス(PS2) [6]星乃 結美 ナカヨシルート
2006年に発売されたPS2用恋愛SLG『キミキス』(エビコレプラス版)をプレイ。今更ながら、まだプレイできていなかった、星乃 結美 ナカヨシルートを攻略。
PS2本体を引っ張り出すのは数年ぶりなので、ちゃんと動くのか電源を入れるまでは心配だったが、特に以前と変わりなく動作したので良かった。残っているセーブデータの日付が2016年3月。4年近くも前かぁ。意外とそんなに前じゃないというか、でも遠い昔のことのような。実はキミキスは一度中古で売ったので、今回のために買い戻したことになる。自分のことながら、何故そこまでしてやり直したかったのか不可解。単に懐かしみたかったのかもしれない。
まず、2周目以降でないと見られない出会いのシーンを放課後の図書室で回収。
この視点は、おパンツが見えそうで見えない角度。と思いきや、実はスカートの丈が結構長く、余裕で見えないラインなのだが、こう見ると見事なだまし絵だ。ゲーム中のCGは縦長で、足下から舐め回すようにスクロールする。
奥手でコミュニケーションを苦手と感じているヒロインに、面識無い人の会話の輪に突撃してみろと主人公が言う場面。主人公もヒロインも、思考が常識をたまに飛び越えていくのは、このゲームの仕様です。まあ、主人公にとっては見知った相手だったので、ヒロインと相手が仲良くやれる算段はあったのだろうけど、まだそこそこの親密度でこんな無茶ぶりは、ハードルが高い。
改めてプレイしてみると、マッチング会話はゲームらしいゲーム要素で、これはありかと思うけども、運要素というのは時に非情である。食べ物などの定番の話題も当たらないときは当たらない。
それに、ヒロインとのエンカウントが苦労することもある。取説にあるエンカウント確率の良い場所をくまなく当たっても、当たらないときは一日中当たらない。実は今回はシーン回収のために攻略本を買ってある。シーンの発生場所や話題袋の決定には参考になるが、運がなければ攻略はスムーズに進まず、セーブ地点からやり直しのループになる。
食堂でアタック成功、したのはいいのだが、大胆すぎるでしょう。これはもう学園の注目の的ですよ。転校してもみんなの心に思い出として残れば良いとおっしゃっていましたけど、これはもう学園の語り草にされること間違いないですね、星乃さん!
今やり直してみても、ストーリーをざっくり見れば従来の正統派な学園恋愛ものだが、イベントシーンに独特な味がある。難易度が高くゲームプレイのテンポは悪いが、それでもCGと声優の演技、そして「風変わり」なイベントシーンが好きで、良いも悪いも一つの作品として印象に残っている。