241215 同人STG『魔女ボーグ メグリロ』(2008年)をプレイ
Windows用縦スクロールSTG『魔女ボーグメグリロ』(2008年 / ASTRO PORT)をプレイ。
→ MEGLILO
数ある同人STGの中でもビジュアル、ストーリー、システムの何もかもが特色あふれる、群を抜いての異色作。女児向けアニメのようなビジュアルと、1970年代特撮のようなストーリー。しかし支離滅裂。数年前に書かれた開発スタッフの裏話によれば、ストーリーは当時の動画サイトでカルト的人気を集めた『チャージマン研!』のパロディらしいから、なるほど納得。って、知らんけど。
私は10年以上前にアップロードされたこの同人STGのコンピレーションプレイ動画がお気に入りで、メグリロはこの動画で知ったことが入手するきっかけになった。
まあ、それからインストールしたものの今日までプレイしたことがなかった。今この動画を見直してもSTGって面白そうと思う。でも、私の技量はともなっていないから、実際にプレイしてみてその難易度にくじけるわけだけど。
ここでプレイしているバージョンはCD版。2016年7月15日よりSteamでHenteko DoujinからDL販売中で、そちらは仕様が異なる可能性あり。
タイトル画面。難易度選択は5段階。ノーマルはやや簡単。ハードがアーケードレベルくらいだと思う。
オプション画面は入力方法の選択のみ。起動時にフルスクリーンにするかウィンドウ表示(サイズ調節可能)にするか尋ねられる。
「キセカエ」とあるけど、合体ロボのパーツオプションであることは明らか。強化パーツは手に入れたことがないので分からないけど、その他はゲーム画面の右下のアイコンが変わること以外に効果はなさそう。
各ステージにオープニングとしてストーリーパートが挿入される。このイカれた風貌のマスコットよりも可愛いメグリロからイカれた発言が飛び出すので、どっちの発言か分からなくなることがよくある。
固定配置のアイテムを取得すると変わる数種類の武器と、右のゲージの分だけ使える瞬間ワープ移動を駆使して回避不能な弾幕を回避し、攻略していく。いわゆるボムの代わりに、特定場所に出現するアイテムを取得すると画面上の敵や弾を一掃するシステムはあるが、ボムのように緊急回避用で備えることはできない。
ボスキャラもかわいい。
こんなユルかわいい的は反則!
このゲームは横や斜め後ろ方向から敵がとんでくることもままあり、そのための攻撃装備も出てくる。自機狙いの中速の敵弾が多いので、気を抜いてその場に留まっていると被弾しやすい。会話パート以外では停止できないから、鼻がかゆくなったり、くしゃみしたりを乗り越えないといけないのが辛い。もしアーケードなら中断機能がないのは当たり前なんだろうけど。
ボス撃破CGもかわいい。
あれはいにしえのシンセサイザーの名機 Minimoog じゃないか。何故こんなことに。
5面は地形が邪魔をして難易度が上がる。
怖っ。こんなの女児も泣き出すわ。4面か5面のボスとして出てくるクローンよりよっぽと悪役面で、どっちがボスか分からん。
10ゲームくらいやり直して、ノーマルでクリアできました。私にしてはそんなに時間をかけずにクリアできた方。ハードから本格的に弾幕が迫ってくるので、ヌルゲーはつまらないという上級シューターも満足できるでしょう。