Image: Excel 5.0でMultiplan形式のファイルを開く

私のものではない古いハードディスクのデータをあさっていたら、Multiplan?で作成されたと思われるファイルを見つけた。なぜ疑問形かというと、Multiplanで作成されたファイルはデフォルトの拡張子が無く(.MPや.MPLなど付ける場合もある)、テキストエディターで中身を覗いても文字列データだけが一部見えるのみで、マジックナンバーや数式は見えない。ファイルの作成時期とハードディスクにMultiplanが入っていた形跡があったことからそう予想した。

大したデータは入っていないだろうが、念のため確認しようと思ってLibre Calcで開くと、テキストとして認識されて中身はまともに読めない。仮想マシンのWinMeにExcel 97が入っていたことを思い出し、これで開こうとするもファイル形式を認識できず。

色々調べてみると、1-2-3とExcelバージョン5.0以前はMultiplanのファイルを読み込む機能があったらしいが、Excel 95以降にはないらしい。Multiplanが使えるのであれば、そこからSYLK形式で保存してデータを渡す方法もあるらしいが、さすがにMultiplanは持っていない。まさかここでExcel 5.0の出番が来るとは思わなかった。

早速Excel 5.0で開こうとすると、「Multiplanコンバータ」のセットアップを要求された。どうも最初にインストールしたときの標準セットアップ構成には含まれていなかったようだ。セットアップを実行してオプションを追加する。

Image: Microsoft Excel 5.0 セットアップ

ユーティリティの中の「Multiplan コンバータ」にチェックを入れて、セットアップを進める。

Image: Microsoft Excel 5.0 セットアップ

ファイルの種類に「Microsoft Multiplan (*.*)」が増えている。一応、ファイルの種類はわざわざ指定しなくても、自動で判別できる。

Image: Microsoft Excel 5.0 ファイルを開く

サンプルファイルを開いてみる。数式でのR1C1形式の相対参照はこうなるのか。範囲が分かりにくいのは、見慣れないせいだけじゃないと思う。

Image: Microsoft Excel 5.0

ファイルにマクロが埋め込まれている場合、結果が正しく表示されない。また、いくつかのファイルを開いたところ、正常に開いたファイルと「Multiplanコンバータ」を要求するファイルがあった。認識できるものとそうでないものにどういう違いがあるかは分からなかった。

Excel 5.0でサポートしているファイル形式

以下、Excel 5.0のオンラインヘルプより。

ブック全体を保存するファイル形式

ファイル形式 拡張子
Excel 5.0 ブック XLS
Excel テンプレート XLT
Excel 4.0 ブック
(ワークシート、グラフ シート、Excel 4.0 マクロ シートのみ保存)
XLW
Lotus 1-2-3 WK3,(FM3)

アクティブ シートのみ保存するファイル形式

ファイル形式 拡張子
書式設定したテキスト ファイル(スペース区切りの Lotus PRN 形式) PRN
テキスト ファイル (タブ区切り) TXT
CSV (カンマ区切り) CSV
Excel ワークシート(Excel 2.1、3.0、4.0) XLS
Excel グラフ (Excel 2.1、3.0、4.0) XLC
Excel マクロまたはインターナショナル マクロ (Excel 4.0) XLM
Lotus 1-2-3 WJ2、WK1,(ALL,FMT)
英語版 Quattro/Pro (DOS) WQ1
Microsoft Works (DOS) WKS
dBASE II、 III、 IV DBF
DIF (データ交換形式) DIF
SYLK (Symbolic Link) SLK

Excel で開けるが保存できないファイル形式

ファイル形式 拡張子
Microsoft Multiplan(Multiplan ファイル コンバータを使用した場合) *.*
Lotus 1-2-3 WJ1

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