市販デフラグソフト (Diskeeper / PerfectDisk) の終焉
久々に「デフラグソフト」という単語を見たので、今の Diskeeper と PerfectDisk の最新版は何なのか調べてみたら、DiskeeperはDymaxIOというWindows総合最適化ソフトとして統合され、PerfectDiskはそもそも開発元 (Raxco Software) が営業停止していた。一時期はキヤノンITSやソースネクストから日本語版が販売されていた O&O Defrag は今でも健在だが、販売サイトやソフトウェアのUIは日本語に対応していないので、これも日本のユーザーの中では過去のソフトになっているだろう。
私はDiskeeperを12までバージョンアップして使っていたが、13にバージョンアップしたかしていないか、その辺りを最後に全然使わなくなった。WindowsドライブをSSDに移動してから、その必要性を感じなくなった。
DiskeeperはSSDも最適化してパフォーマンスを向上できるとうたっていたが、効果は体感できるほどの違いじゃなかった。そこにお金を費やすくらいなら、SSDをワンランク上の容量にした方がいい。SSDが登場してからたった数年で、そう言えるレベルまでSSDの容量単価は急激に下がった。動画やゲームのデータ保存用としてHDDはまだ現役だけど、専用の最適化ソフトを導入してまで性能を突き詰めるくらいなら、他にまずやるべきことがある。
Windows XPやVistaを使っていたときはこれらが役立ったのが懐かしい。さあ、改めてデフラグソフトに別れを告げよう。