ステレオラジカセ『ZILBA'P TV』の音量調整つまみを分解清掃
ステレオラジカセ『ZILBA’P TV』(ソニー CFS-V1、1979年発売)を修理
高音、低音や音量の調整つまみ(可変抵抗器)が変な感じなので分解修理することに。このラジカセ、ケースの片側を外すところまでは簡単なんだけど、基板を外すまでがとても面倒くさい。しかも可変抵抗器は3連で変なサブ基板の上に付いているから、全部はんだを吸い取ってから外すのがだるい。
下は音量つまみを分解したところ。つまみ側の接点が真っ黒で、これではガリが発生したのも納得。
接点復活剤を染みこませた綿棒で黒ずみをこすり取る。溶剤が残ると悪影響ありそうなので、最後に油拭きでふき取る。
↓清掃前
↓清掃後
金具の締め付けを外したり付けたりするのに相当苦労しました。何種類かのペンチやプライヤーを駆使して何とかできました。
組み立てて色々動作チェックしていたら、AMラジオの感度が悪いことに気付いた。アンテナに繋がるエナメル線が基板とのはんだ付け部分で外れちゃったか。AMラジオを使う機会は余りなさそうだけど、せっかく道具を準備しているので、ついでに直しておく。
これでテープの巻き戻し以外は問題なくなった!他の部品は交換していないけど、これでどれくらい持つかな。