190910 Surface Pro 6はクソスペックと化した
今日、Surface Pro 6を使っているとやたら重たく感じる。タスクマネージャーでCPUの状況をモニタリングしてみると、Core i5-8250U (定格1.60GHz) が0.40GHzでずっと動いている。タスクマネージャーの表示上のバグかとも思ったけども、OCCTで負荷をかけてみてもCPUクロックが変わらないどころか、使用率もやたら低く表示されている。
OCCTのモニターではCPU使用率は100%、動作周波数は399MHzと、CPU使用率はこちらが正常なのか分からないが、スロットルはやはり下がったまま。
あちこち調べてみるに、8月のアップデートを境にこの不具合が起きるようになったとのこと。
Microsoft Surfaceの8月のファームウェアアップデートはインストールしないように | ライフハッカー[日本版]
私の環境では、ACアダプターを外すとスロットルも正常に上下する(クロックが最大3.xMHzまで上がる)。しかし、バッテリーが平均的な使用で6時間以上持つとはいえ、常にACアダプターを外しておく訳にはいかない。特に、SurfaceをメインPC兼用として使っている人にはキツいだろう。
一時的な解決策としては、ThrottleStopなどのCPUのスロットルを止めて省電力を無効にしてしまう方法。これはあまり使いたくない。
Download ThrottleStop | TechPowerUp
根本的な解決策としては、ファームウェアのアップデートで修正されるのを待つしかないとのこと。まじ使えねぇ。メインで使っているOffice 2010のサポートがもうすぐ切れるので、Surfaceの方に全部移行しようかと思っていたけども、この状況が改善されないことには、使い物にならない。
(2019/09/14追記) 今日確認したら、充電中もCPUが負荷に応じてスロットルするようになっていました。今まではWindows 10用の月例更新プログラムしかアップデートはないはずだけど。よくわからん。
この不具合は2019年11月15日リリースの更新プログラムに含まれているファームウェアの更新により公式に修正されました。
→ Surface Pro 6 update history
Surface - Firmware – 241.6.139.0 : Surface System Aggregator
- 241.6.139.0 resolves an issue where the CPU will throttle down to .4GHz, and improves battery stability.