Adobe Flash廃止によってVideoKeeper2が使えない
XCAPTURE-1付属のキャプチャ録画ソフト VideoKeeper2 が起動しなくなった。旧バージョンのソフトウェアでは起動時にVC++ランタイムライブラリの「Runtime Error!」というメッセージだけが出る。最新のバージョンではエラーすら出ない。イベントログを見ると、VideoKeeper2.exeがkernelbase.dllでAPPCRASHを引き起こしていることは分かるが、それだけでは詳細は分からない。
VideoKeeper2のプログラムフォルダーを見ると、下に.swfファイルが入っているのが見える。Adobe Flashで作成されたコンテンツファイルだ。Adobe Flash Playerは今月12日のWindows Updateでサポート終了につき無効化されることになっている。アプリケーションからも使用できなくなっている。Windowsの更新プログラムを取り消すのは難しいので、VideoKeeper2が一新されるのを待つしかなさそうだ。
一応、OBSでは映像だけの録画はできるのだが、何故か音声が入らない。オーディオインターフェイスやライン入力使って別系統で録音する手もあるけど、そこまでするほどでもないなあ。でも不便なので、早く解消してくれることを願う。
(2021/01/23追記) これを書いている時点では気付かなかったのですが、メーカーからFlashを使用しないキャプチャソフトを開発中との声明が出ています。
(2021/05/04追記) OBSで音声を入れるには、映像キャプチャデバイスのプロパティを開いて下の方にスクロールしたところにある「カスタム音声デバイスを使用する」にチェックを入れて、現れた項目から「CY3014 USB, Analog 01 WaveIn」を選択すると、音声を一緒に取り込めるようになります。デフォルトで入っているUIテーマのせいで今までスクロールバーの存在に全く気付かなかった。
細かいやり方はこちらの方が詳しく書いています。
→ マイコンソフト XCAPTURE-1 & SC-512N1-L/DVI のOBS Studio設定|T884|note
(2021/05/21追記) マイコンソフトよりFlashに依存しないソフトウェア VideoKeeper Lite が公開されています。デザインが無骨になりましたが、機能的にはVideoKeeper2と同等です。