Western Digital製SSD用ユーティリティ『Dashboard』
NVMe接続のSilicon Power製SSDが月1回ブルースクリーンを引き起こす。原因ははっきりしていないのだが、ブルースクリーンでのメッセージと再起動後の症状からSSDに絡むものである可能性は高い。いろいろ調べていると、私と同じCPU・マザーボードを使用するユーザーでNVMeのSSDが安定しないというレビューを見つけた。Ryzen第一世代はメモリの相性がキツかったように、元々安定性に不安があったので、相性問題はあり得るかもしれない。その話を聞いてしまうと、同じNVMe接続のSSDと交換しても改善する見通しが立たなくなってきたので、NVMeは断念してSATA接続のWD Red SSDを買ってきた。
WDのSSD用ユーティリティは今まで使ってきたどのメーカーのSSD用ユーティリティよりもしっかり作られているが、説明が不十分なところが惜しいのと、名前の「ダッシュボード (Dashboard)」はシンプルにまとめすぎて逆にダメだ。名前だけ聞いても何をするソフトなのか想像つかない。スタートメニューに登録されるショートカットも、Western Digitalの文字もフォルダーもなく、単に「Dashboard」の名前で入っているので、久々に使おうとすると名前から調べる羽目になるだろう。
パフォーマンスモニター。タスクマネージャーでもおなじようなグラフが見られるが、こちらは温度グラフも重ねられる。
TRIMを手動で実行する機能があるものの、特に実行状況が表示されるわけでなく、実感は得られない。
S.M.A.R.T診断テストというものがあるが、簡単な結果が表示されるのみで、それぞれ何を診断して何を以て正常性を判断しているのか分からない。
オプション。ダークモードを備えているところが細かいというか、ここ数年のトレンド(必要機能)だろうか。バックグラウンドで実行する機能があるが、インジケーターに表示されるのは黒いアイコンとDashboardというタイトルで、すぐにはWestern Digitalのユーティリティと結びつかない。慣れが必要だろうか?そういう問題じゃないと思う。