Image: 200202 VN『あにまる☆ぱにっく』感想

ビジュアルノベル『あにまる☆ぱにっく』(Quince Soft / 2019年12月)の感想。18歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい。

感想

パッケージ

Lump of Sugarの姉妹ブランドとのことだが、構図・色使いといいフォントといい、デザインはLump of Sugarそのもの。箱も同ブランドお馴染みのかぶせ片開き式で、開け閉めが手軽にできる点が良い。OP & EDソングCD、サポートハガキ、ペラペラのマニュアルが同梱。認証不要。

シナリオ

キャラクターは立っているんだけども、シナリオの味が薄い。Lump of Sugarは元々ゆるふわな所はあったけども、今回は無難な線に寄りすぎている。まだ全部は攻略できていないが、このテンションが最後まで続くんだろうなというのは分かる。

人の欲望に同調して願いを叶える力が暴走し、つむじ風でスカートがめくられる(某ゲームの「カミカゼ」みたいな)事案が多発したり、ヒロインのプライベートを知りたいという願いが暴走して、ヒロインがクラスメートから質問攻めに遭ったりといったトラブルの発想は面白かった。ただ、残念ながら、それがストーリーに味付けとして積極的に活かされるわけではなく、解決方法も昔の魔法少女ものアニメの終盤から必殺シーンまでだけを抜き出したような、ワンパターンになりがち(普通の児童向けアニメは、前後に児童の教育になるような裏テーマとか人情語りがあるだけ、まだストーリーが考えられている)。

Hシーンは台詞がやや長めで、シーンが2つ連続するとスキップしても長く感じる。シーン回想はHULOTTEみたいに行為ごとに分割してあった方がいい。

グラフィック

クオリティは良好。ただ、Hシーンは、立ち絵や公式サイトのサンプルCGで良さそう、あるいは、イマイチのものがあると思ったのなら、大体その通りと見て良い。私としては、好きな構図とそうでないものがあるので、当たり外れがあった印象。

キャラクターデザインが作品紹介のぱっと見で全員ロリっぽいが、実際の所は最もロリっぽいのは友菜で、ひなたはボイン体型もあって若干大人びて見える。水無月は意外にも身長が156cmあるし、栞は立ち振る舞いもCG一枚絵でも、同級生ポジションで落ち着いている。まあ、友菜が最もロリっぽいのではあるが、本当のロリ作品と言うのは、『ものべの』とか『サンタフルサマー』みたいなの(この例で世代ばれる)を指すのであって、この程度もののじゃない。私としてはそこは求めていなかったので、どうでもいいのだけど。

友菜は定番なロリ系妹。水無月は小悪魔系不思議ちゃんながらこちらも若干ロリ感があって、個人的には一番気になるヒロイン。栞は元々一番気になっていたヒロインで、最初に攻略したのだが、告白後のデートシーンやHシーンがCGシナリオともに含めて期待していたほどじゃなかった。キャラデザの翼が付いた天使のようなデザインとか、前髪のふさふさカントかは好きなんだけどなあ。

立ち絵が台詞に合わせて口パクするのだけど、絵によっては口の開きが小さくてあまり分からなかったり、音の大きさに合わせているのか不自然に高速な口パクになったりするので、あまり良い出来ではない。音出ししなくてもまだボイスが流れているというのが分かる、という程度。

システム

セーブスロットは9個×8ページ、クイックセーブ・ロード9個、オートセーブ9個。セーブスロットの編集はコピー・削除可。バックログジャンプはロードした地点よりある程度前の台詞にジャンプできる。ただし、ゲーム内SNSメッセージはバックログには表示されない。システムボイスのキャラクター選択が可能。その他、特筆するような機能はない。(2020/02/02完了、No.69)


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