Image: 210823 VN『ハジラブ』(2021年) 感想

ビジュアルノベル『ハジラブ -Making*Lovers-』(SMEE / 2021年6月)の感想。18歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい。

全然関係ない話だが、『フラれ回避』という、修羅場で彼女への言い訳を考えるスマホゲーの実況を見ていたんだけど、結構面白かった。彼女の切り込みもここまで鋭いと、すがすがしいものがあるね。修羅場なんて作らないに越したことはないんだろうけど、これを見るとスリルとして味わいたくなるような危うさがある。純愛からほど遠いものを求めたくなるのは、反動なのか。


『ハジラブ』感想

パッケージ

いつも通り、B5判より小さいコンパクトな箱形被せ片開き。内容物はゲームDVD、特典コンテンツCD、ユーザー登録ハガキ、Lyceeプロモカード、ペラ1枚のマニュアル。起動認証は無し。コンテンツCDはOPマキシシングルと、透過度を調整できる透け透けパッチが収録されている。

シナリオ

Making Loversと同様、進展パートは短めに、デートプランを考えるなど恋人とのデートに重きを置いた内容になっている。一方、Making Loversやカノジョステップにあったようなシナリオの変なコメディ色や独特なクセはなくなっている。これには良し悪しあるが、SMEEとしての面白みは減ったかも。恥じらいゲージなどの追加要素はあまり意味を成していなかった。

キャラクターとしては幼馴染みの桜子がお気に入り。声の演技も相まって安心感があった。HOOK的なヒロインだが、数ヶ月どころじゃない長い付き合いを持っている、本当の意味で相思相愛の等身大カップルというところが良かった。こういうのを絵に描いたような恋人、あるいは、夫婦像というのだろう。ただ、何か物足りない。悪いってわけじゃないんだよ。これはこれでいいんだろうけど、でも私はもはやこれだけでは満足できなくなってしまっている。あまりこんなこと言いたくないが、あれこれ追いかけるのはしんどいし、そろそろ引き際かもしれない。

初穂ルートは他の3人とは一線を画していて、読ませるシナリオになっている。見た目からして何か抱えていそうな気がしたが、まさかこの作品でオカルトじみた要素が出てくるとは思わなかった。ヒロインとしても色んな顔を持っていて結構好き。主人公をからかう面、甘える面、家族に毒を吐く面、素直になる面。その全部が彼女の顔であり、扱いが難しくもあるが、そこが好きになる。

グラフィック

画面解像度はHD (1280x720)。ヒロインが5人から4人になった分、1人あたりのCG枚数は増えている。どの絵も手に抜かりないが、今作の一枚絵はヒロインが大きく映っているものが多い印象。いや、主人公視点だから大きく見えるのか。

ここぞという肝心な場面を的確に一枚絵に切り抜いているからか、CGだけ見ていても一つ一つのシーンが印象深く思い出される。演出が上手い。MakingLoversに比べるとその点は一線を画している。ここは素直に褒めたい部分。

システム

オートセーブ10個、セーブスロット10個×19ページ、セーブ移動・コピー・削除操作、バックログジャンプ(ロード・スキップした箇所も使用可)、終了時セーブ。前作と比べてCGの差分番号の表示ON/OFFができるようになっているが、大した違いではない。(2021/08/23完了、No.90)


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