150621 VN 花の野に咲くうたかたの 井之上麗奈 ルート感想
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メーカーサイトでの人気投票で2位だった井之上麗奈さんルート感想。
井之上麗奈ルート
井之上麗奈について。道隆との関係は幼なじみの親友。物心が付く前からの付き合いで男友達のように互いに気が知れていて、幼なじみと言うよりは姉っぽい。実際、設定では麗奈の身長は168cmで、波多野に次いで大きい。
この手のゲームは普通なら主人公の行動によってヒロインの好感度が徐々に上がっていくものだけど、この子に関しては好感度という尺度が合わない。親交の深さという意味なら始めからほぼMAXであり、作中でも言っていたように普通の恋は成り立たない。
この道隆と麗奈の一風変わった関係が新鮮でとても気に入った。恋が成った後もその調子は相変わらずで、それはストーリー後半の「麗奈の家に入る前に、改めて、麗奈の顔を見た。「どうしたの?」「美人だなぁと思って」「……? ありがとう」「じゃあ、いくか」」というところにも表れている。
資料集のラフスケッチを見て改めて気付いたけれど、キスシーンが幼少期と重なるようになってるんだ。これはいい演出。
ルート全体について気になったこと。シナリオはよどみなくテンポはほど良く、適度に変化球があって飽きさせないもので良かった。ストーリーはプロローグや本作のテーマを活用していたかというと微妙。まあ本ルートはあえてストーリーの核心を避けていったのかも知れない。エロシーンは昨今のトレンドと比較すると本作はあっさりめだが、この点はまあ予想通りではあった。
金髪ロングヘアー+終始クーデレな幼なじみ、という愛らしいキャラクターと、素性丸出しのあっけらかんとした発言にごちそうさま。ただ、当初本作に抱いていたイメージ・期待とは異なるものだったので、その点で引っ掛かったのか大満足には至らなかった。
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