Image: 250604 VN『メイドちゃんは迷途ちゅう』(2025年) 感想

ビジュアルノベル『メイドちゃんは迷途ちゅう』(Clover GAME / 2025年5月)の感想。18歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい。

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今、私の手元には数年前に買ったこれだけの積みゲーがあるけど、これをとりあえず7月までに消費することが目標。全部について感想を書くかどうか分からないが、そもそもグラフィック目当てで買ったものもあるし、無理なら無理でその時は諦めよう。


本作はASMRボイスを発売しているClover Voiceブランドと繋がりのあるCloverGAMEブランドから発売されています。本作にもASMR要素があります。私はボイス単体商品全般にあまり手を付けたことがないんだけど、Cuffs繋がりで本作に興味がわきました。CGの塗り方にどこか見覚えあると思いましたが、『海と雪のシアンブルー』(CUBE)『ウチはもう、延期できない。』(Sonora)と同じ人のようです。『倉野くんちのふたご事情』(CUBE)のメインアーティストでもありますが、この作品自体はよく知っているんだけど、結構前なので調べるまで結びつかなかったです。

パッケージ

DL販売のため評価対象外。

シナリオ

自分の性格に自信を持てなかった女の子が、メイドというコスプレを通して自分の理想の姿を引き出し、次第に現実の自分と向き合っていく話です。公式サイトのストーリー紹介文はこれと全然テイストが違いますが、どちらも間違いではないです。察しの通り、その過程で主人公との交際とかHシーンがありますが、シチュエーションを立てて終わり(起・承)だけではなく、ちゃんとバックストーリーがあって、問題解決(転・結)まで進みます。

イラストが出るのはヒロインとクラス女子代表の子(Clover GAME過去作のヒロイン)だけですが、シングルヒロインの作品にしては会話上で関わる人物が多い気がします。ストーリー上のゴールが「クラスの人と馴染めること」というのも関係すると思いますが、そのおかげで、シングルヒロイン作品にありがちな孤立感、箱庭感は薄いです。

ヒロインの二面性が主人公を翻弄させるという所が、ずいぶん前にプレイした『ナツイロココロログ』を思い出させました。あちらに比べれば状況は単純明快ですが、バックストーリーやヒロインの秘密が明らかになるタイミングが絶妙に良く、読み応えがあったと思います。

グラフィック

CG24枚中Hシーンは半分。DLsiteにサンプルがありますが、あの選定はなんかもったいない気がします。まあ、公式サイトのグラフィックサンプルと両方を見て、気に入ったなら問題ないと思います。私は期待以上に良かったと思います。主人公が紳士なので、そこまで変態度の高いマニアックなプレイはありません。

システム

システムは姉妹ブランド同様、吉里吉里Zベースのカスタムエンジン。クイックセーブ9個、セーブスロット9個×9ページ×10サブページ、セーブ移動・コピー・削除操作、バックログジャンプ(ロード・スキップした箇所も使用可)。CG回想はクリア後に解放。私的には、順次CGが解放される仕様の方が良かったです。(2025/06/04完了、No.112)


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管理人 : Akamaki (akm)

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