ビジュアルノベル『もののあはれは彩の頃。』(QUINCE SOFT / 2017年)の感想。18歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい。

11月発売されたばかりの普及版にて初プレイ。何で買ったんだっけ。ストーリーが若干気になるのはあるけど、一番はヒロインがやっぱり良い。一目見たらLump of Sugarと同じチームだと分かっちゃうんだけど。例えば、鬼無水みさきは『運命線上のφ』の凪咲、クレア・コートニー・クレアは『恋想リレーション』のアリサが思い出される。まあ実際見比べてみると結構違うんだけども、それが似ていると感じてしまうのはどうしてか。

すごろくの世界が舞台のストーリーなんだけど、プレイヤーがすごろくを操作するわけではなく、基本はシナリオを読み進めるのみ。ただ、選択肢というのがなくて、その代わりに『運命線上のφ』で招待状の便せんをどうクリックするかでルート分岐したように、本作でもそれと同様のギミックがある。

初回ルートが固定されているのか分からんけど、最初に攻略したのはクレアで、謎にたどり着くまでがかなり長かった。しかも、他のヒロインが半ば置き去りにして、幾つか謎を残しながら不完全燃焼のまま終わるし。クレアのシーン回想もまだ幾つか空きを残しているので、他にTrueエンドみたいなちゃんとしたルートがあるんだろうけど、今の時点(1周目クレア回想1のみ解放)ではある程度真実を知った上でも、まだこのストーリーの裏側の底知れ無さに困惑と期待を抱いている。

全知全能の神視点のようなナレーションで補足説明が入って、時にネタバレし、話がトントン進む。あれはそういう演出なのだろうか。それもまた謎の一つ。すごろくと言いつつ肉弾戦や心理戦で相手をはじき出したり、知らされているルールの枠を飛び越えたりと、どこで何があるのか油断ならない。最初はあまりストーリーに没頭できなかったけど、だんだん引き込まれてきたかもしれない。


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