Windows 3.1他のイースターエッグ
イースターエッグっていう響きが今や懐かしい。イースターエッグは90年代末に仕込みが流行した。9xが現役だった頃のTips系サイトでは定番のネタで、こういう情報を拾っては自分で実際に操作して見るのが好きだった。まあ、多くはスタッフのクレジットが隠されているだけなのだが、そういう隠しメッセージを見つけること自体にゲームの裏技を試したような達成感があって気持ちいい。
ところで、なんでこれを探す流れになったのかは忘れた。
Windows 3.1 開発チームクレジット
プログラムマネージャのヘルプからバージョン情報を開く。
Ctrl+Alt+Shiftキーを押しながら、左上にあるWindowsロゴの4色の窓のうちどれかをダブルクリックして、OKで閉じる。
これをもう1度行うと、”Dedicated to all the hard-working people of the Microsoft Windows 3.10 Team!“というメッセージとともにアニメーションするWindowsロゴが表示される。
さらにこれを繰り返すと開発者のクレジットとそれをプレゼンするBear(熊)、ビル・ゲイツ、スティーブ・バルマー、ブラッド・シルバーバーグのいずれかの人物アイコンが表示される。
熊のアイコンや単語は初期のWindows製品で隠しメッセージにちらほら出てくるようで、Microsoft Bearと呼ばれている。
日本語版は最後に”Japanese Version - Where is the Japanese team?“と表示される。
MS-DOSプロンプトの設定画面に”Bear”
MS-DOSプロンプトからフォントサイズの設定を開くと、英語版では画面表示例に”BEAR.EXE”というファイルが出てくる。しかし、日本語版では”会計報告.DOC”と”出張請求.DOC”というファイルになっている。
MSD.EXEのバージョン情報にヘルプはない
DOS上でコマンド”MSD” (Microsoft 診断プログラム)を実行する(PATHにC:\WINDOWSが入っている前提)。
ヘルプからバージョン情報を開く。
そこでF1キーを押すと”No Help Available (so leave me alone)“と表示される。MJの歌詞Leave me aloneからの引用?謎すぎる。
Excel 5.0 開発チームクレジット
新規ブックを作成してツールバーを右クリック、「ツールバーの定義」を開く。
分類の「ユーザー定義」にある2番目のトランプカードセットのアイコンをツールバーへドラッグアンドドロップして追加する。マクロを定義する画面は空白のままOKで閉じる。
追加したアイコンをCtrl+Shiftキーを押しながらクリックすると、Excel 5.0の開発チームのクレジットが表示される。
“And, The Far East Excel 5 Team…“に日本人開発者の名前も幾つか挙がっている。
リストで表示された後、一部の人の名前が一人ずつボックスアートで散るようにアニメーションして表示される。
EOF