ビジュアルノベル『ツヴァイトリガー』(オルトロス / 2022年11月)の感想。18歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい。

パッケージ

箱は片かぶせの紙箱で、表面はつや消しコーティング。内容物はゲームDVD、ペラ1枚のマニュアル、アートブック。

シナリオ

2人の主人公がそれぞれの「世界」で選ぶ行動がストーリーに影響を与えていくというシステムを、現実と異世界に分けて当てはめた点はぴったりしっくり来ていると思った一方、互いが会話を交わしたり直接関わったりことはないので、これだけ登場人物がいる割にそういった盛り上がりがないのは損してる。

このようなフローチャート分岐を作り上げたのは頑張っている方だと思うけど、設定とビジュアルはいい物を揃えておきながら、シナリオのプロットは後半にかけて粗雑になっている感は拭えない。だから表面的な印象は残っていても、中身の印象が残らないと評されることになっている。

グラフィック

CGはアニメ塗りというよりラノベの挿絵向きな淡めのスタイルで、私は好きです。背景のクオリティも悪くない。

HシーンはLive2Dでアニメーションするようになっているんだけど、作品紹介では特にアピールされていないのが勿体ない。この作品にとってHシーンはおまけでしかないのだろうか。CGが動くって今でも特筆に値するくらい効果としては大きいと思うが。

システム

システムはクイックセーブなし、セーブスロット9個×20ページ、セーブ移動・削除操作、選択肢スキップ、バックログジャンプ(スキップ箇所・ロード前可)。フローチャート選択。(2023/03/04完了、No.102)


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管理人 : Akamaki (akm)

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