Image: 241027 ACT『悪魔城伝説』[1]激ムズ2Dアクション

ファミコン用アクションゲームソフト『悪魔城伝説』(コナミ、1989年)をプレイ。

私は今まで悪魔城ドラキュラをプレイしたことがないんだけど、このシリーズはコアなファンがいて、海外のファンが比較的多い印象がある。まあ、この当時の雑誌でさえ「マニア層からの人気がアツい」と書かれているし。率直に言って、そもそもコナミって何を作っているメーカーなのか思い出せなくなる。(コナミの公式サイトを見ながら)最近だとSilent Hill 2とか遊戯王とかあるけど、これコナミだったんか。ときメモ、メタルギアソリッド、ウイイレ、パワプロ、この辺もそうか。PS2時代にこれらをちょっとプレイしたことがあるけど、それ以来すっかり触っていないな。レトロゲームの動画ばかり見すぎたせいか、逆にツインビーみたいな80年代・90年代作品の方が思い出せるという。

私がシリーズを知ったきっかけは、ニコニコ動画に上がっていた、同シリーズ代表曲のVampire KillerのゲームBGM集からだったと思う。最初のファミコン作品から当時最新のPS3作品までメドレーで繋がっていて、なんてカッコイイ曲なんだ!と思った。X68000版悪魔城ドラキュラのプレイ動画を見て、グラフィックと音楽に興味津々になった。

本作『悪魔城伝説』はファミコン・サウンドやファミコンとNESとの比較の話題でよく取り上げられる。ファミコンに元々備わっているゲームカートリッジ端子の音声入出力ピンを活用し、カートリッジ内部に音源を搭載することで、ファミコンとは思えない分厚い音を演奏する。そこだけ聞くと異例のことのように思えるが、アーケードゲームでアウトランやアフターバーナー (S.S.T.BAND)、PCゲームでイースやソーサリアン(古代祐三)といったゲーム音楽の著しい発展が見られた時代にあっては、ファミコンの性能を凌駕する工夫が生まれてもおかしくない。

ゲームの作品説明は次のページが詳しい。

悪魔城伝説 - ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~ - atwiki(アットウィキ)

なるほど、本作はファミコン用ROMカートリッジとしては初めての作品だから、一応、新規プレイヤーへの配慮があるのか。

ファミコン実機でプレイする際の注意点としては、赤白ファミコンの後期型やニューファミコンでは内蔵音源の音量が変更されているため、BGMが本来の意図通り再生されないという問題がある。この詳細については前にも書いた通り。

後期型ファミコンの外部音源音量バランス問題を直す


で、ゲームプレイの方はというと、第一印象はスーパーマリオよりも幾分難しく、アクションの操作感のクセは少しだけ触ったことがある『アトランチスの謎』に劣らない。

スーパーマリオでジュゲムが宿敵だとしたら、本作の宿敵はコウモリとメデューサヘッドだな。場面によっては敵が無限沸きなのも厄介。

Image: 悪魔城伝説

右端は行き止まりではなく奈落になっているワナ。

Image: 悪魔城伝説

階段を降りるときは↓キーを押す必要がある。たまにそれを忘れて横ジャンプとかスルーとかして落下死する。

ステージをクリアするとルート分岐があって、進むルートによって仲間にできるキャラクターが異なる。

Image: 悪魔城伝説

この上下に動くトラップは針にあたると即死だから油断できない。

Image: 悪魔城伝説

敵やオブジェクトを破壊したときにハートや肉などの様々なアイテムが出る。主人公はムチを使った通常攻撃の他に、ハートの取得数だけ使えるアイテム攻撃があるんだけど、この攻撃の種類もオブジェクト破壊で取得したアイテムによって変わる。この場面は短剣(投げナイフ)が正解で、画面のように聖水だと飛行する敵に対しては全く無力なので積む。

Image: 悪魔城伝説

地形破壊で出現するアイテムは固定なので、覚えゲーということになる。ゲームオーバーになってもステージ毎にコンティニューできるので、それは裏を返せば、失敗は次の成功に繋げられるということ!

ボス戦は攻略方法があると思うのだが、ダメージを受けずに避け続けるのは難しいので、短時間に倒す方法を見つけるのが鍵になりそう。

Image: 悪魔城伝説

うわっ、いきなり壁から出てくんな!

Image: 悪魔城伝説

今日はこのボス戦までで断念。後でネットのレビューを見てみたら、このアルカード(仲間の一人)のルートは長くて難しいんだってね。次は別のルートをやってみようと思う。


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