240613 翻訳とローカライズの賛否 [r/BlueArchive]

Image: 240613 翻訳とローカライズの賛否 [r/BlueArchive]

最近、BAのFAを1日30枚以上見るのが日課になっている気がする。そういえば、どういう集計方法か分からないけど、次のコミケでBAが最人気タイトルになったことが海外のコミュニティで話題になっていた。

海外のコミュニティで不定期に話題に挙がるのが、シナリオの日本語文に含まれているニュアンスがグローバル版の英語文ではオミットされているという話。最近だと、キキョウのロビーでの台詞で “I request you stay close by my side. Where I can’t lose sight of you.” となっていたのが、”I request you stay by my side … where I can feel your presence by your warmth.” に修正された。

今回のこれは単に翻訳スタッフの力不足だと思うが、この他にも日本語と英語を比較するとニュアンスが異なる文がいくつか指摘されている。

ある別の見方の意見としては、そもそもBAの開発会社はNexon韓国で、オリジナルの言語は韓国語。グローバル版は単にこれを英語に翻訳したもの。日本語版はパブリッシャーがYostarで、単なる翻訳に留まらず日本市場向けにローカライズした結果では、という。実際、韓国語と英語は直訳に近い翻訳で、日本語だけ異なるニュアンスが加えられているように見えるケースがあるようだ。ボイスがない台詞だったら違ってもいいが、ボイスで話している内容と表示文が一致しないのは変だという意見もある。日本の洋画はストーリーから逸脱しない範囲で、字幕と吹き替えで話している内容が全く違うことがあるが、これと似たようなものか。字幕・吹替え論争に近いものがあるな。

240613 PS/55エミュ製作 [30]PCemへの実装可能性

PCemの外部的な使い方がある程度分かってきたので、PCemにPS/55エミュレーションを実装できるかどうかを軽く検討していた。PS/55のハードウェアの内部仕様は分かっているから50%くらいは既に完成したようなものだけど、そもそもDOSVAXの製作に期間でいえば年単位の時間が掛かっているので、その50%といっても絶対的には結構な作業量になりそう。

グラフィックはI/Oポート、メモリーマッピング、フォントROMアクセス、描画処理、BITBLTの実装が必要。あとは、日本語DOSに対応するには5576キーボードのスキャンコードセットに対応する必要がある。

構造的にはDOSBoxとは全然別物だろうから、DOSVAXで追加したソースコードはほとんど使い回しできない可能性が高い。となると、コーディングとしては移植というより一から実装してるのと大して変わらない気がする。まあでも、手間は掛かっても不可能では無さそうなことが分かったので、気が向いたら取りかかってみますか。

IBM BASICコンパイラー (BASCOM) の実行ランタイム [PS/55]

Image: IBM BASICコンパイラー (BASCOM) の実行ランタイム [PS/55]
IBM 5550やPS/55のBASCOM(BASICコンパイラー)で開発されたアプリケーションを実行するのに必要なファイルについて。そもそもアプリケーションをDOS/V上で動かせるようにした方が色々楽なんじゃないかと最初は思ったのだが、これがそう簡単にはいかない。コンパイル後のオブジェクトコードはJ-DOSに依存する部分があるのか、DOS/V上で動かそうとするとすぐハングアップする。
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PCemでDOS J4.0/Vを動かす

Image: PCemでDOS J4.0/Vを動かす
DOS 5以降であればDOSBoxなりVMwareなり、たいていのPCエミュレーターで動作するんだけど、IBM版DOS 4.0の場合、メモリーマネージャー (XMAEM.SYSとXMA2EMS.SYS) が大半のPCエミュレーターでサポートされていない古い286プロテクトモードとPS/2のBIOSに依存するため、これが問題になる。同時期のOS/2 1.xも286プロテクトモードに依存するため同様の問題が発生する。日本語版もまた同様。
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240610 マイナポータルとねんきんネットの連携

Image: 240610 マイナポータルとねんきんネットの連携

ある資格を取得するにあたって実務経験の期間を証明するため、過去の勤務経歴が分かる公的証明書「被保険者記録照会回答票」を用意しなければならなかった。被保険者記録照会回答票は年金事務所へ行かなくとも、日本年金機構のねんきんネットというサイトからダウンロードできるらしい。

ねんきんネットを使うには、ユーザーIDとパスワードを登録する方法と、デジタル庁のマイナポータルと連携する方法がある。前者は毎年自宅に郵送される「ねんきん定期便」に記載のアクセスキー(有効期限3か月)があれば即時登録できるが、ない場合や期限切れの場合はネットから申請しても郵便ハガキでの住所確認が必要なため日数がかかる。今回は後者の方法を使った。

マイナポータルにログインする。外付けのICカードリーダーは持っていないのでスマホを使うのだが、PINを覚えているかどうかと、ICチップにアクセスできるかどうかが、一番の難関な気がする。

Image: MynaPortal Image: MynaPortal

ログイン後の画面からねんきんネットにアクセスしようとすると、初回は連携申請の画面が出る。申請はいつでもできるが、連携処理が完了するのは平日の日中のみで、即時ではない。

連携完了のメールが来たら同じ手順でマイナポータルからねんきんネットにアクセスする。通知用のメールアドレスを登録すれば、ねんきんネットが使えるようになる。

240606 Yuko's strange graduation [idol-EN]

Image: 240606 Yuko's strange graduation [idol-EN]

2月頃にあった活動方針転換の時点で、これは長続きしない、燃え尽き症候群だなと思ったが、案の定それは大体当たっていたみたいだな。どうも背後にはそれだけでない動きがあったようだが。こうなるくらいなら早めに潔く卒業すべきだった、というのは結果論だ。彼女が賢い対応をできなかったのは確かだが、それを活動面でサポートする友人やスタッフはいなかったのだろうか。

卒業配信はいつも通りチルい感じのまま終わった。吹っ切った顔をしているが、個人勢Vtuberとして再出発するつもりなのか、これに懲りて活動から身を引くのか、表の顔からは本心はうかがい知れないな。仕事に復帰するらしいが、彼女のことだからそれ以外は何も計画していない可能性もある。配信自体は好きそうだから、Youtuberとして復帰しそうではある。

ところで、もう注文から11か月が経ったが、Yukoのキーホルダーとスティッカーはいつ発送されるんだ。

240604 new wave [Niji EN]

最近、YouTubeのライブ配信がパケ詰まりしやすくて困る。アーカイブはスムーズに再生できるから、私のPCや回線ではなくライブ配信サービス側の問題だと思うけど。数年以内に千葉に大規模なデータセンターができるらしいけど、YouTubeのサーバーをそっちに移動して日本の通信網を改善してくれないかしら。


ENから新たに3人デビュー。やはり日本語を話せる組は日本人受けするようです。未だにクラムチャウダーと混同してKlam Charmwoodって記憶されてる。Klaraって名前で覚えておかないと。TwistyやRyomaのコメント欄にも日本語のコメントは少し見られる(23:00みたいな時刻表記でも分かる)けど、こういう状況は最初のうちだけでしょう。英語で書くことが強制ではないけど、コメントで配信者や周囲の人とコミュニケーション(=感情や認識を伝達・共有する)なら英語の方がベターでしょうから、規則がなくても自然とそうなるはずです。それが英語の勉強を始めるきっかけになるので、必ずしも悪いことではないです。

7月のAnime ExpoでLazuLightとZuttomo合わせてのコンサートがあるようだけど、今回はLAでのホールライブだけでなく、ネットチケット販売によるライブ配信も予定しているらしい。これで欧州や南米、東南アジア、日本在住者も含め、遠方組が手軽に参加できるようになった。しかし、前回のシンガポールライブは良い配信環境だったと言い難いので、これを繰り返さないようにしてもらいたい。

240603 答案への「○」は不正解を意味する?

Image: 240603 答案への「○」は不正解を意味する?

ある日本のマンガで、解答にことごとく赤字で○が打たれて「100点」となっているテストの答案用紙を掲げて喜んでいるキャラクターがいるシーンがあった。これに対して「赤字で丸って誤答の意味じゃないの?」という英語のコメントがあって、この返信で「日本では逆(正解)なんだよ。プレステのボタンが同じ風になっているのはそういう理由もある。丸ボタンがセレクトでXボタンが戻るというのが、日本のプレイヤーにとってなじみ深い。」というのがあった。

○を正解(肯定)、×を不正解(否定)と区別して捉えるのは日本、韓国、台湾だけらしい。こういったところに国の文化が表れるのは興味深い。

参考文献

トップの画像はFile:Flamingo Assignment.jpg - Wikimedia Commonsより。

市販デフラグソフト (Diskeeper / PerfectDisk) の終焉

Image: 市販デフラグソフト (Diskeeper / PerfectDisk) の終焉

久々に「デフラグソフト」という単語を見たので、今の Diskeeper と PerfectDisk の最新版は何なのか調べてみたら、DiskeeperはDymaxIOというWindows総合最適化ソフトとして統合され、PerfectDiskはそもそも開発元 (Raxco Software) が営業停止していた。一時期はキヤノンITSやソースネクストから日本語版が販売されていた O&O Defrag は今でも健在だが、販売サイトやソフトウェアのUIは日本語に対応していないので、これも日本のユーザーの中では過去のソフトになっているだろう。

Image: Diskeeper and PerfectDisk Japanese versions

私はDiskeeperを12までバージョンアップして使っていたが、13にバージョンアップしたかしていないか、その辺りを最後に全然使わなくなった。WindowsドライブをSSDに移動してから、その必要性を感じなくなった。

Image: Diskeeper 12

DiskeeperはSSDも最適化してパフォーマンスを向上できるとうたっていたが、効果は体感できるほどの違いじゃなかった。そこにお金を費やすくらいなら、SSDをワンランク上の容量にした方がいい。SSDが登場してからたった数年で、そう言えるレベルまでSSDの容量単価は急激に下がった。動画やゲームのデータ保存用としてHDDはまだ現役だけど、専用の最適化ソフトを導入してまで性能を突き詰めるくらいなら、他にまずやるべきことがある。

Windows XPやVistaを使っていたときはこれらが役立ったのが懐かしい。さあ、改めてデフラグソフトに別れを告げよう。

240530 電気通信大学UECミュージアム [東京 調布]

Image: 240530 電気通信大学UECミュージアム [東京 調布]
電気通信大学のUECコミュニケーションミュージアムへ行ってきた。この博物館は無線通信技術がメインではありますが、無線機は電子技術とともに発展してきた、あるいは、この博物館を見ていると、無線機のために電子技術が生まれたように感じ取れます。その電子技術の一番の応用例がコンピューターということで、このミュージアムでもいくつかコンピューターが展示されています。
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