自分用メモ。
倍率ロックがないPentium IIはマザーボード上のジャンパースイッチでCPUクロックをバスクロック (Bus Frequency; FSBクロック) に対する倍率 (CPU Core:Bus Frequency Multiple) によって設定できる。倍率ロックがあるPentium IIIではジャンパースイッチの倍率設定は無視され、CPU本体によって倍率が設定される。バスクロックを変えることはできるが、まれにバスクロックに依存する周辺機器があり、それらが正常に動作しなくなる可能性がある。
Pentium IIはバスクロックの定格が66MHzと100MHzの2種類に分けられる。バス定格100MHz、CPUクロック定格400MHzのCPUを定格動作させるなら、バス100 (MHz) × 倍率4.0 となる
Pentium IIIの型番は「800EB」などで言い表される。これには次のバリエーションがある。(PC Hints:Pentium IIIプロセッサのクロック表記における「A」「B」「E」の意味 - @ITより、時系列順にソート。)
- 「B」:プロセッサ・コアがKatmaiでFSBが133MHz
- 「E」:プロセッサ・コアがCoppermineでFSBが100MHz
- 「EB」:プロセッサ・コアがCoppermineでFSBが133MHz
- 「A」:プロセッサ・コアがTualatin
なお、Tualatinコアは必ずFSBが133MHzなので「AB」は存在しない。
バス定格100MHz、CPUクロック定格800MHzのCPUをバス66MHzで駆動すると、CPUクロックは約533MHzの低速動作になる。
私にはもはや直接関係ないことだけど、gooブログが今年11月18日でサービス終了するらしい。早かれ遅かれ、いずれこういう日が来るとは思っていた。
私が2013年にgooブログから今の静的サイトジェネレーターに移行した頃、gooブログは新機能の追加が少し行き詰まっていて、数年以内にサービスが終了するんじゃないかという不安が少なからずあった。それからも不定期にサービスの状況を確認していたら、5年後には見違えるくらいにモダン化していた。アプリ版ができてモバイルデバイスからも管理しやすくなり、一時期はgooブログを復帰しようか考えたこともあった。それからなんやかんやと続いて、安泰かと思った矢先のサ終アナウンスだった。
私が購読している中で、今でも毎日更新しているgooブロガー達は、今さら日記をやめるつもりはなく同等の別のサービスに移行するつもりだと宣言していてホッとした。問題は更新が終了したサイトで、その中に貴重な情報が含まれている場合だ。過去にNifty@homepageやYahoo!ジオシティーズがサービス終了したときと同じ。ブログサイトには当時のゲームの攻略とかノウハウとか文化が多分に含まれているので、本人は大したことないと思っていても、第三者にとっては貴重な情報ソースになることがある。そういう機会が失われるのは悲しい。
下の画像は2014年のスクリーンショット。
昨日、FLP01に3.5インチベイがないことを欠点として指摘したけども、よく考えてみれば、そもそも3.5インチとか5インチの外部ベイ自体が絶滅危惧種だったわ。価格.comのスペック検索では、全380製品中、311製品が外部5インチベイを持たず、355製品が外部3.5インチベイを持たない。外部ベイを持たないPCケースがほとんどだった。
ATXサイズ対応で3.5インチ外部ベイを搭載したケースに限れば、複数のショップで取り扱いがある唯一の現行製品がSilverStone SST-PS13Bとなっている。この製品も2015年発表で10年近くが経っている。
3.5インチベイは絶滅しかかっているけど、5インチベイを搭載しているケースはまだそこそこ残っているから、5インチを3.5インチに変換して使う方法が安全か。
VOGONSを色々見ていたら、昔のPCケースの写真を集めたページが出てきた。
→ PC tower cases by year \ VOGONS
そう言えば、私が初めて自作したPCケースもこんなだった。てっきりAntek NSK4482Bが最初だと思っていたけど、これが2010年発売だとしたら、それより前は何を使っていたんだという話になる。当時は写真に残していなかったからすっかり記憶から消えていたけど、これを見たら思い出した。
FLP01はATXケースにしてはほぼ最小に近いサイズになっている。特に奥行きが短い。カード長309mmまでのビデオカードを搭載できるとしているけど、そうなると3.5インチベイを加える余裕は無い。側面のファンフィルターを開放すればワンチャン内部3.5インチベイにアクセスできるかと思ったけど、この様子だと穴を拡げる加工が必要になりそう。
とりあえず、ものを買ってから考えてみるのもありか。
昨年の発表時からずっと気になっていた、このケース。あるプレスレビュー記事で「PC-9801VMにそっくり」と言われていたけど、よく見比べてみると、前面に縁取りがないこととスイッチが白色なことから、むしろPC-9801VXの後期型2FDDモデル (PC-9801VX21) の方が近いのではないかと思っている。
このケースはモダンなHTPCケースをベースにしている。
今の私のWin98機をこのケースに移すことを考えてみたけど、外部ベイが5インチベイ1つしかないから使い勝手はイマイチだな。CDドライブを入れると3.5インチFDを入れる場所がない。いっそ5インチFDを付けてしまえばAT互換機に仕立て上げられる、と思ったけど、AT互換機時代のマザーボードはATXじゃなくてBaby-ATサイズだから、フィットしないだろうな。
元の9801VXでは前面のスリットが給気口を兼ねていたはずだけど、こちらは前面から取り入れる機構にはなっていないようだ。静音性を考えればその点は都合いいけど、全体的にそこまで静音性を考慮した設計とも言い難い。
前面にUSBポートはなくてもいいから、下段ベゼルを加工して3.5インチベイを作れないかな。そもそも内部の3.5インチドライブかごが横向きになっているから難しいか。スリットの中間に穴を作るにしても、内側の金属も穴開け加工しないといけなさそうだから、難易度高いな。Win98機には3.5インチFDをどうしても付けておきたいな。これは利便性というより気分の問題。電源を入れてからブートするときのあの「ガガガガッ」っていう音は欠かせない😤。
私が今持っている情報を絞り尽くして、IBM PS/55用DOS、OS/2、Windows 3.xのバージョン情報を集めてみた。
10数年前は精一杯集めてこの程度(→Windows Virtual PCにDOSをインストールする)だったので、ずいぶん粘ったなと思いながらも、図書館その他でコピーしまくった昔の資料やデータ関係は今後使わないから、もう処分してもいいなと思っている。
DOS/V Extension付属のDA2用V-Textドライバーをサポートしました。成果は既に86BoxのMasterブランチにマージされています。DOSVAXに反映させる予定はありません。あまり使い道がないと思うので。
縦書きモードにも対応しました。DOS/V用アプリケーションソフトであれば、特別なサポートがなくても縦書きにできるようです。見慣れたソフトが縦書き表示になっているのを見ると、なんか変な感じ。右に縦書きのメニューが来ることにむずがゆくなりますが、表示は意外にも破綻していない。
これでエミュ開発は一段落ですかね。今まで保留してきた他のやるべきことに取りかからなければならないので。