260412 XREAレンタルサーバーをやめたい

2018年にXdomain無料レンタルサーバーの不調に耐えかねてXREA有料枠へ移動してきたけど、こちらも障害情報には掲載されていない程度のダウンタイムが多い印象がある。短いときは数分で復旧するけど、長いときは2時間近くアクセスできない。このブログは自分のメモとしてとっさに見返すときがあるので、必要なときに見られないのはストレスが溜まる。

XREAを運営するGMOでは有料専用プランでCORESERVERという上位サービスを展開している。こちらは月額380円(初回は20%引き)だが、今なら.comドメインなどの更新費用が永年無料になる特典が付いてくる。これはほとんど従来のドメイン更新費用と同額であり、XREA Plusを併用するより確実にお得だ。ただ、バナーリンクの宣伝ページには書かれていないが、このサービスの初回は初期費用として1650円が別途かかる。36か月契約で考えればないような数字だが、そこは気持ちの問題だ。

そのバナーを見つけるまでは、全く別のサービスへ乗り換えることを検討していた。Hugoでサイトを作っている人を見ると、Github PagesやNetlifyを使う人が多いことに気付く。個人利用なら無料プランで問題ないという。しかし、つい3年前に日曜プログラマーとしてGithubを使い始めた私には、CDNとかディプロイかよくわからん。Hugoを使っている人はみんなこんな小難しいことをやっているのか。それとも、始めてみたら意外と難しくないのか。ITインフラの整備は私の仕事じゃない。ただブログを書きたいだけなんだけどな。

markdownをプッシュしたら自動でHTMLをビルドしてくれるのは少し魅力的なので、もう少し勉強してみて、できそうだったらやってみる。

260411 AI倫理

AI の人格とは何か――定義の解体から可能性の認識へ | dzfl.jp

AIに人格があるかどうかを議論するには、そもそも人格とは何か、人間らしさとは何かの問いについて自分なりの答えを明らかにする必要がある。この話を読んで断片的には理解できるけど、私にとっては難しい話でよくわからんな。少なくとも、技術や論理だけではカバーできない奥深いテーマであることは確かだな。

DOSでマスターブートレコード (MBR) をバックアップする方法

ウェブではLinuxのddコマンドを使った方法がよく紹介されているけど、DOSやWin98での方法があまりないので、メモしておく。DOS / Windows付属のDEBUGコマンドを使った方法 コマンド操作が複雑なため、かなり上級者向けだが、OS標準のコマンドでもMBRのバックアップができないことはない。こちらで既に紹介している。
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260410 サブウェイのベイクドクッキーの話ではなくセブンのパンの話

Image: 260410 サブウェイのベイクドクッキーの話ではなくセブンのパンの話

2週間くらい前、サブウェイで創業祭としてベイクドクッキーとのセットが割安になっていたので、食べてみた話。

毎月数回サブウェイに寄る機会があって、私のお気に入りのオーダーはトーストしたBLTサンドにチーズとチポトレソースのトッピングなんだけども、BLTサンドと私が食べたことのないベイクドクッキーとのセットで割安のメニューが出ていたので、試しで注文してみた。味はパン屋とか手づくりで出てくるような、バターしっかりのクッキーで、Morinagaのマカダミアクッキーでは味わえないしっとりした食感がある。風味もしっかりある。ただ、しっとりした食感は私の好みじゃないなと思った。パンもクッキーもタルトのクッキー生地も、サクサクに限ると思うね。近所のパン屋で焼きたて1時間以内のパンを食べることができたときが一番の至福。パンにも色んな種類があるけど、デニッシュパン、ウインナーパン、フレンチトースト、クロワッサン、カレー揚げパン、どれにしても焼きたてのサクサクふわふわが一番うまい。最近、近所のセブンが揚げ物棚みたいな場所にクロワッサンを並べてベーカリーシリーズを始めているけど、あれはいい試みね。残念ながら食べ時の昼に行く機会がないことが惜しい。

サブウェイの話のつもりが、セブンの話にすり替わったな。

緑色が運転で赤色が停止か、赤色が運転で緑色が停止か

Image: 緑色が運転で赤色が停止か、赤色が運転で緑色が停止か

※この記事は興味本位から調べて書いたものであり、恐らく正確性を欠いています。

ある機械や設備の運転状態を赤色と緑色の2色の表示灯で表すとき、緑を運転とするか、赤を運転とするかは、産業分野によって議論が分かれる。機械オペレーターは緑が運転と答えるだろうし、電気技術者は赤が運転と答える。

トップの写真は動力電源盤で、赤ランプが運転、緑ランプが停止を示している。次の写真はIBMシステム/370コンピューターの操作盤で、POWER OFF(電源遮断)が赤色、POWER ON(電源投入)は白色のボタンが付いている。

Image: Switch board

電気技術者の私にとって赤が運転・入、緑が停止・切として完全に意識に定着しているが、機械オペレーターや一般の人にとっては交通信号と同じ要領で、緑が運転(オン)、赤が停止(オフ、スリープなど)と考えるだろう。この一種の混乱は戦前から既に起きていた様子が見られる。

油入開閉器の開閉及表示燈の色別と鐵道の轉轍器の開閉及信号燈の色別とを混同してはならぬ。即ち電氣の方では開閉器を開くと言ふのは電氣の通らぬ樣にする事であり、赤色の表示燈のついて居るのは電氣が通って居って人体に對しての危險信號である。斯くの如く電氣の流通と列車の通行とは其信號がアベコベであるから間違ってはならぬ。(資料1)

電気分野の色別は長らくの間、1946年に制定された日本規格『JES 電気 0601(電気装置のトッテの操作と状態の表示)』(後にJIS C 0601となり、1998年にIEC整合化のためJIS C 0447, 0448の制定とともに廃止)を根拠としてきた。この規格では次のような規定があった。

2条 操作と表示の種類 トッテの操作方向・トッテが2つある場合(組になっているもの。例えば1つが切り、1つが入れに使うもの)の配置・操作の仕方を示す色分け、ならびに、状態を表示する表示灯又は表示部の色分け・光度・音量・面積・数・配置は表に示す種類とする。

Image: JES 電気 0601

この条文では消極的方向への操作と積極的方向への操作の2種類に分けている。遮断器の操作レバーは左が切りで右が入り、縦方向のブレーカーは下が切りで上が入り、ランプは緑が切りで赤が入りとなっているのは、80年前に制定された標準化規格が元になっているわけだ。ただし、後継規格の JIS C 0448 ではこのような色別は廃止され、赤色は危険、非常、緑色は安全、正常であることとし、装置の状態としての意味付けはないとした。

一方、民間の業界団体である日本電機工業会が1956年に定めた『JEM 1100 電動機制御用操作スイッチのボタンの色別、文字ならびに配列』では「停止、急停止または非常停止に赤を使用する」と規定し、JIS規格(電気)と矛盾していた。この内容は2023年にJIS B 9960-32へ移行した。そこでは、

非常停止及び非常遮断用アクチュエータには,赤を用いなければならない。停止(オフ)用アクチュエータの色は,黒,灰色,又は白とし,黒を最優先する。緑を停止に用いてはならない。赤は,停止に用いてもよいが,非常用操作機器の近くでは用いないことが望ましい。

となった。なお、ランプの色についてはJIS C 0448とほぼ同じ規定が書かれている。

この混乱を避けるべく、中央制御室などの中央監視設備では起動中を赤色系統、停止中を灰色にすることを提案する意見がある。

連続操業プラントにおいてはポンプや電動機は運転しているのが通常であって停止すると異常となることが多いため、グラフィック画面においても緑を運転中、赤を停止中とする考え方が広まったものと思われる。(中略)ポンプや電動機は運転中が正常の場合も停止中が正常である場合も共に存在し得るため、緑を運転中、赤を停止中とする考え方にも問題があることは明らかである。ポンプや電動機の起動中および停止中の色には赤や緑を用いずに、起動中は Active であることを示すマゼンタやオレンジなどを、停止中は Inactive であることを示すグレーなどを使用することとして、赤はアラーム状態を示す色としてのみ用いるべきであると考える。この考え方は欧米の文献でも推奨されている。(資料2)

結局、発送電設備と工場設備の2グループだけで考えれば、赤が注意、緑が安全と捉えるだけで解決する話だ。問題はこの2グループの法則を電気と機械の切り分けが難しい負荷設備に持ち込んだことだ。電機メーカーは通電中危険であることを示す赤ランプを入りとするし、機械メーカーは正常運転であることを示す緑ランプを入りとする。ここでユーザーに混乱をもたらす。

私がビル管理者として働いていたとき、この季節になるとテナントに新入社員が入って、この事情を知らない人から空調が効かないという問合せが入ることがあった。現地を見に行くとスイッチのランプは全て緑(切)になってて、その人は「逆だと思っていました」と。ランプに入切の文字を入れてくれれば確実なんだがな。スイッチのデザインをシンプルにしたいというのは分かるけど。

Image: Panasonic switch panel
画像はパナソニック コスモシリーズワイド21のスイッチ。

参考資料

  1. 『電気作業安全心得 : 電気作業安全心得編纂委員会制定』52頁、電気協会、1931年。
  2. 馬場 一嘉『プラント運転制御システムにおけるグラフィック画面設計に関する研究』奈良先端科学技術大学院大学、2011年 https://naist.repo.nii.ac.jp

260408 掘り尽くされているゲーム実況

世の中にはレトロゲーム実況ばかりやるVtuberって何人か(訂正。何十人以上)いて、大半はポケモン、ドラクエ、マリオ、魔界村みたいな人気シリーズが多いけども、マイナーなもの、ニッチなものを掘り起こしてくる人もいるわけで、それを含めると世に出たものは網羅されているんじゃないかと思う。PS2、スーファミレベルは珍しくもない。PSPやファミコン実機はまあまあの強者。セガサターンって聞くと、おおっ!ってなる。PC-88実機となると、いよいよ極まってるな。企業所属ゲーマーの連載企画でPC-88ゲームをプレイしているのは見たことあるけど、機材サポートのスタッフがいない個人活動でよくそこまでやるよ。興味あるって程度の動機では、そこまで手を出せない。懐古趣味でもなくそこまで行き着くと、執念の強さを感じる。さすがに○○ランスみたいな「おやっ」っとなるようなゲーム(しかしその分野で古典的名作)は読み上げとか声だけの実況者が多いが、それでもゼロじゃ無い。

ゲーム実況者人口全体から見ればレトロゲー実況者は少数なんだけど、その中でVtuberが数十人ひしめいているから、見ている側としては毎日飽きることがないね。クリエイターにとっては、前人未踏やニッチの領域を歩くにはかなりハードルが高いということで、私としてはそこを無理してまで活動するのは違うと思うが、私自身も他の人と違う道を行くことの気持ちよさを知っているから、大変とは思うけど否定はしない。ただ、そこから人気者を目指すのは厳しい道のりだと思う。

Auxiliary Video Extension (AVE)は単なるVGAスルー出力ではない [PS/55]

Image: Auxiliary Video Extension (AVE)は単なるVGAスルー出力ではない [PS/55]

Micro Channelは32ビット拡張バスの一種で、そのスロットには32ビットと16ビットがあり、また、16ビットスロットには Auxiliary Video Extension(ハードウェア・インターフェース技術解説書での日本語訳は『補助ビデオ拡張』)という、システムボードのビデオデータ(基本的にはVGA回路の出力)を拡張カードに渡すためのピンが追加されている。

Image: Micro Channel

XGA表示アダプター/AやPS/55の日本語ディスプレイ・アダプターは、これによってVGA上位互換のグラフィック機能を実装していた。

Image: Auxiliary Video Extension
この図はAuxiliary Video Extension (AVE) - Ardent Tool of Capitalismより。

私は、AVEコネクターは単にVGAのアナログRGB出力をカードにスルー出力するものだと思っていたが、どうもそうではないことに最近気付いた。下の回路図を見ると、AVEコネクターには同期信号とピクセルクロック信号の他に、ビデオメモリーの8ビットデジタルデータが結線されていることが分かる。

Image: Auxiliary Video Extension

カードにHDMI-VGA変換アダプターのようなシンプルなDACを搭載すればいいのかというと、実はそんな単純な話ではない。というのは、VGAが出力する8ビットデジタルデータは262,144色から256色を選んだ結果のパレット番号であり、パレットデータ (Color Look-up Table) に基づいてRGB値に変換した上でアナログ信号に変換する必要がある。

しかしながら、上の回路図を見る限り、パレットデータはAVEコネクターを通して受け渡しされるわけではなさそうだ。つまり、システムボードのDACと同じ仕様のパレットを持つDACチップをカード側にも搭載し、I/Oポートも一致させてデータバス経由でDACのパレットレジスターへアクセスできるようにする必要がある。Micro Channelは各スロットへのアクセスを有効・無効に切り替える機構を持つが、オンボードVGAのことしか考慮していないソフトウェアと互換性を保つためには、この機構を無視してDACのパレットにアクセスできるようにしておく必要があるだろう。

PS/55の話に置き換えるなら、システムユニットの電源投入時は日本語ディスプレイ・アダプターの機能は無効の状態で、オンボードVGAのビデオ信号がディスプレイ・アダプター上のモニター端子にスルー出力されているように見える。実際にはこれは完全なスルー出力ではなく、ディスプレイ・アダプター上のDACはパレットとともに常に有効になっていて、システムROMのVGA初期化ルーチンはVGAのパレットを初期化すると同時に、ディスプレイ・アダプター上のDACも初期化していたことになる。

カード上の回路をマザーボードのI/Oポートとわざと重複させるなんて、そんな事が許されるのだろうか。ただ1本の出力端子にディスプレイ出力信号をまとめるためだけに、そんなハードウェアに制約を課すようなことをするだろうか。しかし、そうでないと説明が付かない。とても奇妙だ。

記事中の画像は IBM Personal System/2 Model 80 Technical Reference First Edition (April 1987), IBMより。

260408 Japanese only -> Japanese speakers only

海外コミュニティがこの話題で盛り上がっているのを見ると、ああまたこの話か、とうんざりさせられるのだけど。

日本の飲食店の入口に “Japanese only” という看板が掲げられているのを見ると、外国人はこれを「日本人以外断る」と読んで、これは人種差別だと思うらしい。店側のことを思うと、そもそも日本にある店なのに英語で応対できることを一般常識レベルと考える、その自意識とホスピタリティは他のどの国にも勝る。これは素晴らしいことだが、丁寧に書くなら “We speak in Japanese only.” とすべきか。特に “in” を置くことが重要だ。この文面で “in Japanese” は日本語としか読みようが無い。逆に、炎上したいなら “in” を “to” に置き換えればいい。「○○語」だからといって”language”まで付けてしまうと堅苦しい。

しかし、日本人の大半は日本語話者と日本人と日本在住者を同一視しているので、こうなることは予想しないわけだ。ん?前にも同じ話をしたような気がする。

260407 ブログを全文表示するかどうかの悩み

私は15年以上ブログを書いているけど、未だに悩むのが記事をインデックスに全文表示するかどうかの設定。gooブログ時代は長文のTipsを書くことが多かったから、半分以上の記事は概要表示だったと思う。全文表示にすると検索結果にインデックスページが出てきて、そのページを開くと目的の内容は書かれていない(新しい記事が増えた分だけ古いインデックスページへ押し込まれるが、それが検索結果に反映されるまでラグがある)という問題もあった。雑多な内容を書くようになってからは、3段落を超えるような長文は概要表示するようになったが、判断は自動では無く投稿の都度私が考えている。

最近、というかここ数年思うことは、じっくり読む読まないは自分で選ぶから、全文表示しておいてくれということ。私は小説で速読することに慣れているので、基本的には流し読みして、内容をかみ砕く必要があるときだけじっくり読みたい。だから、クリックやタップが必要な概要表示では無く、全文表示をスクロールで読みたい。MSNニュースとかに時々出てくる、数枚から数十枚の画像をめくる系のキュレーションサイトに出会うと最悪な気分になる。日経やITmediaみたいに後からログインを要求するサイトはウザっ!て思うが、プロのライターが書いている記事だから仕方ないという気持ちもある(日本の無料ニュースサイトは動画広告をすかさず随所に挟むことはしないので、その分は良心的である)。

そういうことで基本的には全文表示にしていこうと思う。概要だけほしいという人のために既にRSSを配信しているわけだし。長文のソースコードがあったり画像が多くて重かったり、専ら自分のゲーム体験を書いた記事とかは概要にする。

IBM 5576-B01キーボードの無反応キーを直す

全く反応しないキーがあるので修理してみることにした。

このキーボードはカバーを外すのはネジ3本でいけるが、接点を見るとなると途端にハードルが上がる。

Image: IBM 5576-B01

キーボードの分厚いプラスチック製ベースは20個以上のツメで鉄板に固定され、組立は簡単そうだが、分解メンテナンスのことは全く考えられていない。このツメを折らないように1個1個外していく。

Image: IBM 5576-B01

制御基板とメンブレンシートを繋ぐフラットケーブルは白枠のパーツをずらして外してから、フラットケーブルを引き抜く。

ラバードームとシートの両方をじっくり見たが、異常は見当たらない。基板を短絡させないよう注意しながら通電して、金属製のピンセットでシートの導通を調べたところ、1本の配線が繋がっていないことが判明した。

以前にラジオの修理で使った銅箔テープを使う。

Image: IBM 5576-B01

断線していると思われる配線をバイパスするように銅箔テープを貼る。接点が対面構造になっていないからこの方法で上手くいった。普通のメンブレンキーボードだとシートの間に挟むことになるから、難しかったかもしれない。

Image: IBM 5576-B01

IBM 5576-B01キーボードの技術詳細

Image: IBM 5576-B01キーボードの技術詳細
IBM 5576-B01キーボードのキーボードIDは83ABh、サポートするスキャンコードセットは1, 2, 3で、これは2026年時点で市販されている一般的なキーボードと同じという、平凡な結果に終わった。本当は、スキャンコードセット8Ahについて色々調べたかったのだが、これではなんともつまらない。あんな見得を切っていながらこれで終わるのは忍びないので、調べて判明したことを書いておく。
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IBM 5576-B01キーボードはJ-DOSで使えるか?

J-DOSを動かすにはMicro Channelを備えるPS/55とそれ用のキーボードが必要になる。必要なキーボードの技術的条件は、スキャンコードセット8Ahをサポートしていること。このスキャンコードセットはマルチステーション5550のⅠ型鍵盤と互換性があり、米国英語PS/2キーボードでサポートされるスキャンコードセット (1, 2, 3) とは全く別物。また、一般的な日本語配列のキーボードはスキャンコードセット2相当で、スキャンコードセット8Aはサポートされていない。

5576-001, 002, 003の3つのキーボードはDOS/V発売前に発売されているので、J-DOSで使えることは間違いない。問題は、これらは機械鍵盤マニアの間で評価が高いようで、中古市場で見つけにくいか、見つかっても値段が高いことだ。あとは些細な問題だが、キー配列が今の業界標準と少し異なることか。これら3つは旧世代と呼ぶことにする。

他に5576型番のキーボードは主に5576-A01, B01, C01がある。A01は1991年5月にOADGリファレンスモデルであるPS/55モデル5510Zとともに発売された。B01は1993年5月にコストダウンDOS/V機の第2世代PS/Vシリーズとともに発売された。C01はTrackPoint IIを備え、1993年10月にスリムデスクトップPCのPS/55Eとともに発売された。これらのキーボードが標準で付属したモデルは、いずれもMicro ChannelではなくATバスを搭載しているため、J-DOSは動かない。これらのキーボードをMicro Channelバスモデルに装着したときにJ-DOSが動くかどうかは分からない。ネットを調べてもこのキーボードをPS/55で使用しているという情報は全くない。

これらの第2世代5576キーボードがJ-DOSで使えるかどうかは長らく謎だった。少なくとも、DOS J5.0のマニュアルにはB01とC01はサポートされるキーボードの中に書かれていなかったはず(DOS J5.0の発売が1991年末だったため、単に記載されていないだけの可能性もある)。A01がどうだったかは記憶が曖昧だが、モデル5560-Nのカタログによれば、DOS J5.0ではサポートされているようだ。

近々、このキーボードが入荷する見込みがあるので、調査用のツールを準備して、調べてみようと思う。