4月の途中か5月に入ってからか、げっちゅ屋にいくつか異変が起きている。
まず、伏せ字の件は以前に挙げたとおりでまだ直っていない。お知らせによれば、クレジットカード会社の審査が厳しくなり、販売停止になった商品が相当数ある。この2件は禁止ワードへの対処に絡んでいる?
→ DL.Getchu.com 【お知らせ】販売不可作品の停止復旧について
予約ランキングが100件表示だったのが今は20数件しか表示されなくなった。ランキングの内容を見ると、売上ランキングの未発売作品の順番と噛み合わないところがあり、どういう状況なのか謎。
雲行きが怪しいです。
(トップ画像はFile:BellWesternElectricRotaryPhoneA.jpg - Wikimedia Commonsより。)
日本では、火災・救急は119番、警察は110番に電話を発信することになっている(ちなみに、世界的には112番か911番が多い。)
この理由の俗説として、昔のダイヤル式電話機では1番が最短で回して発信できるが、発信者(通報者)の心を落ちつかせるため、あえて最後の3桁目は最も遠い9番または0番とした、という話がある。私もテレビか人づてか忘れたが、真偽は怪しいと思いながらも、そういう風に教わった。これが本当なら分かりやすいしホッコリする話だが。
NTT技術史料館の電話技術者OBの人が言うには、真実は違うらしい。
現在の電話機の発信方法は、ダイヤル式ならパルス信号、プッシュ式ならトーン信号の2種類がある。最古の方式は受話器を上げると電話局の交換手に直接繋がるものであったが、電話局に自動交換機としてステップ・バイ・ステップ交換機が導入された際にダイヤル式電話機が登場した。プッシュ式電話機が登場するのは交換機の改良が進んだ1960年代末期のことだ。
ダイヤル式電話機はダイヤルが回るときに発するパルス信号(オン・オフが連続する回数)で発信する。119番なら1回-1回-9回のパルス信号が発することになる。ところが、ダイヤル式電話機では受話器を掛けるスイッチを叩くだけでパルスが発生するらしい。つまり、意図しようがしまいが、スイッチを適当に3回叩けばそれだけで111番に発信されてしまう。これでは誤報が絶えないということで当初は112番だったようだが、それでも誤報があったため119番になったとか。9番に掛けるにはスイッチを素早く9回(0.1秒間隔で)叩く必要があり、これなら意図せず掛かることはないだろうという算段だ。
プッシュ式電話機の場合、ボタンを押したときに発する2つの音の周波数(トーン)の組み合わせで番号が決まる。この音は可聴帯域であり、楽器のみならず人の声でも代用可能。
昔のテレビ番組で、絶対音感に自信がある声楽のプロを複数人招いて、受話器越しにトーン信号と同じ声を出して電話が掛かるかという実験をして成功した例がある。成功すれば面白いとはいえ、誰もができるわけではなく、難易度は高そうだ。
IP電話なら間違いは起きないだろうが、こういった遊びがなくなるのは寂しいかもしれない。
模倣と想像の組み合わせを描かせるには人間にも勝る強力なツールと化しつつあるな。
公式立ち絵の比較を見ても違和感しかないくらい意外すぎる。
ちなみに、ツクヨが一番高くて180cm、ハスミがその次で179cm。キヴォトスでの平均身長は高そうだな。
最近出たStellar Bladeというゲーム(世界観はNier Automataを追随している節がある)で、初めて紙の地図を見た主人公が「自分の現在地はどうやって投影するの?」みたいなことを言って相方が閉口するというシーンがある。地図がデジタルデータになり、ネットから無料で見られるようになって久しいけど、紙の地図はまだ健在です。
最近、私の居住区の住宅地図(関西地学協会が東海3県の学校区毎に無料で配布している)が届いて、1つ前に住んでいた場所では配られなかったので、すごく懐かしい気分に浸った。
Googleマップは汎用性を持ちながらもオンラインでインタラクティブに反応するので、拡大やタップしないと詳細が表示されないなど、必要な情報は必要なときにしか表示されないようになっているが、紙の地図は広告も含めて求めていない情報が目に入ってくるので、新たな気づきがあって良い。
マップルという道路地図は昔からありましたが、調べてみると現在も更新版が出版され続けているようです(最新版は2024年3月。ただし、ネットショップに出ているものは必ずしも新品が最新版とは限らない)。車に道路地図が常備されていて助手席の人がナビゲーションする、という場面は全く見なくなりましたが、観光や施設のパンフレットといった紙媒体は根強く残っているので、紙の地図が完全になくなることはまだ暫くないでしょう